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生き物にとって死とはなにか

王様文庫 A103−4

出版社名 三笠書房
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-8379-3123-2
4-8379-3123-5
税込価格 847円
頁数・縦 222P 15cm

商品内容

要旨

自然界は、時に残酷である。それでも、生命は生きることをやめようとしない。命をつなげ、生き続けようとする。それが「生きていく」ということなのか―

目次

1章 どうせ死ぬのに、なぜ生きる(夏の終わりとともに命が尽きる―カブトムシ
アスファルト上の望まぬ最期―ミミズ ほか)
2章 「死に方」は悲喜こもごも(ふるさとを目指す月夜の長旅―ヒキガエル
老兵たちのラストミッション―働きアリ ほか)
3章 誰かの「死」は、誰かの「生」へ(長生きよりも短命を選択した意味―キリギリス
絶滅動物の最後の一頭―ニホンオオカミ ほか)
4章 それでも、命のバトンはつながれた(命をつなぐ男たちの生きざま―羽アリ
じっと「死」を待ち続ける勇気―ジョロウグモ ほか)
5章 「生きざま」に正解なんてない(ゴールが見えない山で見つけた屍―ザトウムシ
生命のマニュアルが誤作動を起こすとき―アシナガバチ ほか)

出版社・メーカーコメント

生き物は死ぬとき、何を想うのか。ベストセラー『生き物の死にざま』の著者が贈る、生き物の「命のはかなさ」を謳う35の物語。

著者紹介

稲垣 栄洋 (イナガキ ヒデヒロ)  
1968年静岡市生まれ。静岡大学大学院教授。農学博士。専門は雑草生態学。岡山大学大学院農学研究科修了後、農林水産省に入省。静岡県農林技術研究所上席研究員などを経て、現職。農学研究に携わる傍ら、「みちくさ研究家」として身近な雑草や昆虫に関する著述や講話を行ない好評を博する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)