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Looks Good To Me みんなのコードレビュー

出版社名 秀和システム
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-7980-7144-2
4-7980-7144-7
税込価格 3,960円
頁数・縦 413P 24cm

商品内容

要旨

チームの成長を促し、プロダクトの品質を高めるコードレビューの全て!コードレビューとは「何」か、「どのように」行うべきか?「言葉遣い」や「トーン」など、「伝わるPR」を書く方法を学ぶ。いざというときの「緊急時対応プレイブック」とは?コードレビューとAIについての(現時点での)考察。

目次

1 コードレビューの基本(コードレビューの重要性
コードレビュー徹底解剖
チームの最初のコードレビュープロセスの構築)
2 高度なコードレビューに必須の要素(チームワーキングアグリーメント
自動化のメリット
効果的なコードレビューコメントの作成)
3 ジレンマへの対処(コードレビューがダメになる理由
コードレビューの遅延を減らす
プロセスの抜け穴を取り除く
緊急対応時プレイバック)
4 コードレビューとその他の開発プラクティスを組み合わせる(コードレビューとペアプログラミング
コードレビューとモブプログラミング
コードレビューとAI)
Appendix 付録(チームワーキングアグリーメントスターターテンプレート
緊急時対応プレイブックスターターテンプレート
PRテンプレート集
リソースリスト)

出版社・メーカーコメント

本書は、コードレビューに関する実践的なガイドブックです。単に「問題ない」とだけ伝えるのではなく、より建設的なコードレビューを行うための具体的な方法や、チームで効果的なコードレビューを実施するためのヒントが満載されています。本書のタイトルにもなっている「Looks Good To Me」は、略して「LGTM」と書かれることもあり、コードレビューでは、文字通りの「よいと思う」という意味よりも強く、(自分としては)「承認する」を意図して使われています。そもそも「コードレビューはどのように行うべきか」「どのようにコメントすべきか」といったことは、個々の現場に委ねられているのが現実で、(オンライン・書籍問わず) 包括的にコードレビュー自体を取り上げたドキュメントは、あまりありません。本書には、多くの人が必要としている情報が網羅されており、そもそもコードレビューの役割や、各人の責任と役割といった基礎的なことから、システムの選択、適切なコメントの在り方、レビューを管理する方法まで、コードレビュープロセスのあらゆる部分が包括的にカバーされています。コードレビューに(レビューされるプログラマーとして、レビュアーとして) 初めて参加する人、あるいは、すでにコードレビューが存在するプロジェクトでのプロセス見直しなど、「コードレビュー」に関して読む最初の一冊として最適です。

著者紹介

高田 新山 (タカタ シンザン)  
異業種からソフトウェアエンジニアへ転職後、受託開発でのさまざまな案件やベンチャー企業での新規自社サービス開発を経験し、現在はLINEヤフー株式会社で、社内におけるオープンソースの利用管理やオープンソースエコシステムへの貢献を推進するOSPO(Open Source Program Office)のメンバーとして、またLINEメッセージングアプリの開発に携わるiOSエンジニアとして働いている。Java、PHP、C#、JavaScriptなどを用いたフロントエンドの開発経験があり、カンファレンスでの登壇や書籍の執筆、翻訳なども行っている
増井 敏克 (マスイ トシカツ)  
増井技術士事務所代表。技術士(情報工学部門)。1979年奈良県生まれ。大阪府立大学大学院修了。テクニカルエンジニア(ネットワーク、情報セキュリティ)、その他情報処理技術者試験にも多数合格。また、ビジネス数学検定1級に合格し、公益財団法人日本数学検定協会認定トレーナーとしても活動。「ビジネス」×「数学」×「IT」を組み合わせ、コンピュータを「正しく」「効率よく」使うためのスキルアップ支援や、各種ソフトウェアの開発を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)