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ヴァイキング解剖図鑑 中世ヨーロッパを席巻した「海の覇者」

出版社名 エクスナレッジ
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-7678-3433-7
4-7678-3433-3
税込価格 1,870円
頁数・縦 139P 21cm

商品内容

要旨

ローマ教皇やビザンツ皇帝と渡り合い、その武力と船舶の力でアメリカ大陸から中央アジアまで独自のネットワークを構築した、歴史上類まれなる「民族」集団。コロンブスより早く北米大陸に到達、アイスランドやグリーンランドに入植。イングランド王国を支配下に収める。現在のウクライナやロシアなどの源流となるルーシ国家の建設に寄与。略奪に明け暮れた「海賊」という一面だけではとらえきれない、ヴァイキングの全体像に迫る!

目次

1章 ヴァイキングとは何か(海賊行為を行うだけの集団ではなかった “ヴァイキング”と呼ばれた人々
生産性の高い新天地を求めて各地に進出した 居住地域 ほか)
2章 ヴァイキングの生活(血縁関係にない人まで共同で生活を送る 家族構成
人が住む家から動物を飼う小屋まで 農場・集落 ほか)
3章 ヴァイキングの言語・文学(ヴァイキングは英語にも影響を与えた 言語
主に情報伝達の手段として用いられた ルーン文字 ほか)
4章 ヴァイキングの信仰(キリスト教以前から信仰の対象となっていた ヴァイキングの神々
ヴァイキング時代よりあとに世界観が形づくられた 北欧神話 ほか)
5章 ヴァイキングの偉大な指導者(ブリテン諸島とフランク王国を席巻した デンマークの指導者
北欧の覇権をかけてデンマークと戦った ノルウェーの指導者 ほか)

出版社・メーカーコメント

ヴァイキング=「海賊」なのか?中世ヨーロッパを席巻し、「ヴァイキング時代」と呼ばれる時代を築いた「海の覇者」の全貌を、最新の知見で解明!

著者紹介

小澤 実 (オザワ ミノル)  
1973年、愛媛県生まれ。東京大学文学部西洋史学科を卒業後、同大学院人文社会系研究科に進学し、博士課程単位取得退学。名古屋大学グローバルCOE研究員を経て、立教大学文学部教授。専門は、西洋中世史・北欧史・史学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)