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気にしないコツ 感情に振りまわされない−禅の教え42

出版社名 総合法令出版
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-86838-002-3
4-86838-002-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 247P 19cm

商品内容

要旨

ささいなことが気になって生きづらい。怒り 悩み 不安を小さくする練習。自分にはどうにもならない負のループからの脱出法。仕事 恋愛 人間関係もラクになる。

目次

第1章 いつも忙しい人のための、しなやかに生きる禅語 ストレスフリーを手に入れるための整え方
第2章 感情に流されず、揺るがない決断力を養う禅語 新しい自分のつくり方
第3章 限りある時間をどう生きるか考える禅語 「今」に集中する作法
第4章 成果を求める気持ちを整える禅語 失敗と焦りに支配されないマインドセット
第5章 新しい自分が動き出す禅語 成長を続けるシンプルな習慣と挑戦的な行動の力
第6章 自分を磨いて、育てる禅語 心を進化させる静かな戦略
第7章 人と生きる禅語 平常心でつながる人間関係

出版社・メーカーコメント

小さな日常の幸せを見逃している理由、それは悩みや不安が、心も頭も支配しているからに他なりません。あなたの中にあるモヤモヤした悩みや不安は何ですか?「会っていなくても、そのイヤな人が頭に浮かんでしまう」「寝る前にしんどい記憶が蘇り、眠れなくなる」「気にしたくないのに、気にしてしまって、疲れる」とにかく、しんどい。毎日がしんどい……。悩みには二種類あります。「いい悩み」と「悪い悩み」です。いい悩みは、自分を成長させる力になります。新しい挑戦に向けて悩むことで、次の一歩を踏み出す勇気が生まれます。悪い悩みは、時間を浪費し、心を蝕むだけです。過去の出来事や他人のことで悩み続けても、何も変わることはありません。人生は有限です。限られた時間の中で、意味のある悩みにだけ向き合う。自分にはどうしようもない余計な悩みは、手放していく。では、どのように手放していくのか……。実はこの「悩みに振りまわされてしまう心」に対して、何百年も前から、シンプルで力強い答えをくれている存在があります。それが、「禅語」です。禅語とは、禅の修行のなかで語られてきた、短くも深い言葉。何気ない日々の中で見逃してしまいがちな「気づき」や「整え方」を、たったひと言で教えてくれます。悩みや不安が頭の中を占領してしまうと、美味しいごはんも、家族との会話も、季節の移り行く美しさも、全部「あるのに、感じられない」状態になってしまう。しかし、逆にいえば、禅の教えが詰まった禅語の考えを取り入れることで、そんなモヤモヤした心が、少しずつ整っていきます。この本では、日々の「しんどさ」に寄り添いながら、禅語を通して、心の悩みを少しずつ軽くしていく方法を紹介していきます。どこか一つの言葉でも、心に届くものがあれば、それは、きっとあなたの「言葉のお守り」になるでしょう。自分の感情や思考を飼い慣らして、少しずつ手なずけていくことで、日常で起こりやすい「しんどい」にとらわれることが、少しずつ減っていきます。気づけば、ふとした瞬間に心がゆるみ、見過ごしていた小さな幸せに、そっと気づけるようになる。そんな変化をもたらしてくれるのが、禅語という言葉の力です。本書で紹介する禅語の中に、あなたの心に静かに寄り添ってくれる「ひと言」が見つかりますように。

著者紹介

枡野 俊明 (マスノ シュンミョウ)  
1953年、神奈川県横浜市生まれ。禅僧、庭園デザイナー、教育者、文筆家。曹洞宗徳雄山建功寺住職。多摩美術大学名誉教授。大学卒業後、大本山總持寺にて修行。以降、禅の教えと日本の伝統文化を融合させた「禅の庭」の創作を続け、国内外で数多くの作品を手がけている。芸術選奨文部大臣賞(1998年度)を庭園デザイナーとして初受賞。カナダ総督褒章(2005年)、ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章(2006年)なども受賞している。2006年、『ニューズウィーク(日本版)』にて「世界が尊敬する日本人100人」に選出。教育の現場では、長年にわたり多摩美術大学で後進の指導にあたり、2023年、名誉教授の称号を受ける。著書には多数ベストセラーがあり、現代人の不安や悩みによりそう禅の言葉は、世代を超えて多くの支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)