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政治理論と動物 動物のための正義はありうるか?

出版社名 みすず書房
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-622-09782-2
4-622-09782-6
税込価格 4,400円
頁数・縦 201,28P 20cm

商品内容

要旨

動物という、感覚と利害関心をもつ存在を政治理論はどうとらえているか?主な理論を精査し、われわれがかれらに負う義務と責任、そして正義を探究する。

目次

1 序論―動物と政治理論
2 政治思想史における動物
3 功利主義と動物
4 リベラリズムと動物
5 共同体主義と動物
6 マルクス主義と動物
7 フェミニズムと動物
8 結論

著者紹介

コクラン,アラスデア (コクラン,アラスデア)   Cochrane,Alasdair
シェフィールド大学政治・国際関係学部教授。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)でPh.D、PGCHEを取得。LSEで、人権学のフェロー、講師を務めたのち現職。専門は、現代政治理論、権利理論、人権、環境倫理、動物倫理、生命倫理。研究の関心として、収監の倫理、動物の権利に対するコスモポリタン的アプローチ、人権にまつわる人間中心主義、地球規模の食の正義などがある
的場 知之 (マトバ トモユキ)  
翻訳家。東京大学教養学部卒業。同大学院総合文化研究科修士課程修了、同博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)