• 本

昭和歳時記

中公文庫 よ13−18

出版社名 中央公論新社
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-12-207668-6
4-12-207668-4
税込価格 946円
頁数・縦 251P 16cm

商品内容

要旨

物干台、焚火、お化け煙突、蚊帳、映画館、説教強盗…。昭和二年生まれの著者が、戦前戦中に幼少年期を過ごした、東京下町での日常の記憶を掘り起こす。今では失われた庶民の暮らし・風俗・流行が、単なるノスタルジーではない、実体験と冷静な視線を通して、生き生きと甦る。

目次

昭和の下町(物干台、そして冬
焼跡での情景
帽子と履物
電灯とリヤカー
黒磯駅の駅長 ほか)
昭和歳時記(桜

パナマ帽

金魚 ほか)

出版社・メーカーコメント

昭和二年生まれの著者が、幼少年期を過ごした東京・日暮里での暮らしの記憶を掘り起こす。戦前・戦中の下町の事物・生活が鮮やかに蘇る。〈解説〉森まゆみ

著者紹介

吉村 昭 (ヨシムラ アキラ)  
1927(昭和2)年、東京・日暮里生まれ。学習院大学中退。58年、短篇集『青い骨』を自費出版。66年、『星への旅』で太宰治賞を受賞、本格的な作家活動に入る。73年『戦艦武蔵』『関東大震災』で菊池寛賞、79年『ふぉん・しいほるとの娘』で吉川英治文学賞、84年『破獄』で読売文学賞を受賞。2006年(平成18)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)