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フランスのニーチェ 19世紀末から現在まで

叢書・ウニベルシタス 1187

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-588-01187-0
4-588-01187-1
税込価格 5,500円
頁数・縦 342,108,12P 20cm

商品内容

要旨

影響と受容の100年史。20世紀の哲学思想に最大のインパクトをもたらしたニーチェ。ニーチェ自身によるボードレールほかフランス思想芸術の摂取から始まり、その遺産のフランスへの翻訳紹介、イデオロギー的歪曲の数奇なプロセス、左右の文学者らによる毀誉褒貶の歴史、全集編纂の動向、実存哲学やポスト構造主義による再活性化にいたるまで、ドイツ/フランス間の「文化の移転」の実態を公平な視点で記述した第一級の受容史研究。

目次

第1章 フランス化したニーチェ
第2章 「ニーチェはラテン世界の人間か?」論争
第3章 『メルキュール・ド・フランス』誌とアンリ・アルベール
第4章 一八九〇年から一九一四年まで。フランスのニーチェ主義誕生第一の「契機」
第5章 ニーチェの伝記 ダニエル・アレヴィからギー・ド・プルタレースまで
第6章 一九一四‐一八年、大戦間、第三帝国
第7章 ニーチェという狂気―フランス啓蒙思想の危機?
第8章 解放直後から六〇年代まで
第9章 ロワイヨモン・シンポジウムから現在まで
第10章 フランス‐ドイツ間の再移転
結び 移転、反移転、再移転

著者紹介

ル・リデ,ジャック (ルリデ,ジャック)   Le Rider,Jacques
1954年生まれ。パリの高等師範学校、パリ大学でドイツ語・ドイツ文学を学ぶ。オットー・ヴァイニンガーの研究で学位を取得。19世紀末から20世紀初頭の、ウィーンを中心としたドイツ語文化圏の文化、とりわけ精神史、思想史の研究を専門とする。パリ大学をはじめ海外でも教鞭をとり、2023年までパリの社会科学高等研究院の教授を務める
岸 正樹 (キシ マサキ)  
1955年生まれ。アテネフランセ、日仏学院にて学ぶ。英米仏の批評理論、翻訳理論を研究。現在、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)