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怪異・妖怪学コレクション 6

怪異・妖怪の博物誌

出版社名 河出書房新社
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-309-71486-8
4-309-71486-2
税込価格 3,520円
頁数・縦 364P 20cm
シリーズ名 怪異・妖怪学コレクション

商品内容

要旨

百鬼夜行、大海蛇、法螺の怪、猫の踊、クワンクワン、ケッカイ、くだん、ザシキワラシ、轆轤首、釣瓶落し、河童…奇妙で多彩な姿はどこから来るのか―?これからの研究に不可欠な論考を集成した特選アンソロジー!

目次

総論 怪異・妖怪の博物誌(伊藤龍平)
妖怪の博物学(小峯和明)
江戸の大海蛇(伊藤龍平)
法螺の怪―地震鯰と災害の民俗のために(齊藤純)
横浜市泉区踊場の「猫の踊」譚(高塚さより)
クワンクワン考―方法としてのオノマトペへ(大門哲)
「産室」の外へ―ケッカイの行方(山田厳子)
くだん考―近代「くだん」イメージの再検討(及川祥平)
ザシキワラシの見えるとき(川島秀一)
近世文化における轆轤首の形状について(横山泰子)
路傍の妖怪伝承―北陸の「釣瓶落しの怪」をめぐって(松本孝三)
与論島における妖怪の民族誌的研究(マッザロ・ヴェロニカ)
アイヌ口承文芸で語られる河童について(大谷洋一)

著者紹介

小松 和彦 (コマツ カズヒコ)  
国際日本文化研究センター名誉教授。専門は文化人類学、民俗学。長年、日本の怪異・妖怪研究を牽引してきた
伊藤 龍平 (イトウ リョウヘイ)  
國學院大學文学部教授。専門は伝承文学。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)