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雨利終活写真館

小学館文庫 あ56−1

出版社名 小学館
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-09-407475-8
4-09-407475-9
税込価格 682円
頁数・縦 236P 15cm

出版社・メーカーコメント

遺された謎が解けたとき、涙があふれだす  急逝した祖母について話を聞くため、ハナは遺影を専門とする《雨利写真館》を訪れる。「あなたらしさの伝わる写真」がコンセプトのこの写真館で、祖母は特徴的な遺影を撮影したのち、不可解な遺言状を作成していた。カメラマンの雨利や経理の夢子の協力を得て、ハナはやがて、祖母の真意に辿り着くが−−。雨利写真館にはその後も、心にわだかまりを抱えた人たちが訪れる。不審な転落事故や、意味不明なメモの残る古い妊婦の写真。様々な謎と向き合ううち、ハナも自分の人生を見つめ直していく。日本推理作家協会賞受賞の名手が紡ぐ、希望と再生のミステリ。  【編集担当からのおすすめ情報】  『夜の道標』で日本推理作家協会賞を受賞し、各種ミステリランキングの常連でもある注目作家・芦沢央さんの心あたたまるミステリです。写真館を訪れた人たちとともに謎に向き合えば、真相にあっと驚き、じんわり目頭が熱くなること間違いありません。再生のミステリをぜひお楽しみください。