商品内容
| 要旨 |
米国の日本占領政策の方針は、決して一枚岩のものとして決定されたわけではなかった。下巻となる本書では、ヤルタ会談からポツダム会談に至る米政権内の議論と対立をたどる。対日強硬派と穏健派、それぞれの主張に始まり、果ては大戦後の世界秩序のあり方をめぐって紛糾する首脳たち。ローズベルトが帰らぬ人になった後、その議論はいかに収束していったのか。公開された公文書と取材をもとに、歴史家・五百旗頭真の筆が冴えわたる。 |
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| 目次 |
第四部 統合―ポツダム宣言による終戦(国務省原案の成立―一九四四年 |



出版社・メーカーコメント
かくも緻密に立案された米国による開戦から占領までの対日政策、そのすべてが鮮やかに甦る。稀代の大衆政治家ローズベルトに周到な戦略家である国務長官ハル、豪腕の陸軍長官スティムソン、知日派の国務次官グルーといった多士済々な面々は、どのように政策形成に関わったのか。必ずしも一枚岩ではなかった米政権内の意見対立の様相までも描き出す。下巻では、ヤルタ会談からポツダム宣言、日本の無条件降伏までの流れを辿る。占領史研究の必読本として高く評価された著者の代表作が40年ぶりに堂々の復刊。新版にあたって、楠綾子氏(国際日本文化研究センター教授)の解説を収録。