• 本

花咲く街の少女たち

出版社名 講談社
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-06-539521-9
4-06-539521-6
税込価格 2,200円
頁数・縦 308P 19cm

商品内容

要旨

戦前の東京、下町の娼婦街で育った翠は、縁あってかりそめの「お嬢さま」として、日本統治下の京城で念願の女学生になった。日本人家庭の下宿には、同い年の子守の朝鮮人少女(ハナ)がいたが、言葉もあまり通じず全然打ちとけない。しかし、翠は少女がこっそり日本語の本を読んでいる姿を目撃する―。

出版社・メーカーコメント

十七歳の翠は浅草生まれ。私娼窟の玉の井で育ち、流れ流れて京城(現在のソウル)に来た。養父の口利きで、国語教師の家に世話になりながら女学校に通うのだ。下宿先には同い年の朝鮮人のお手伝い、ハナがいた。翠がなかなか彼女と距離が縮められずにいたところに、ハナの弟が行方不明になるというできごとが起こる。その日のうちに弟は無事に見つかるが、そんなことから翠とハナの間の日本人/朝鮮人の垣根が開いていく。そして翠には京城を訪れるひそかな理由があった。

著者紹介

青波 杏 (アオナミ アン)  
1976年、東京都生まれ。京都大学大学院修了。専門は近代女性史。2022年、『楊花の歌』(「亜熱帯はたそがれて―廈門、コロニアル幻夢譚」を改題)で第35回小説すばる新人賞を受賞し、翌年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)