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アニメ鑑賞が爆爆爆爆爆発的におもしろくなる演出の話

ワニブックス|PLUS|新書 434

出版社名 ワニブックス
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-8470-6717-4
4-8470-6717-7
税込価格 1,298円
頁数・縦 246P 18cm

商品内容

要旨

『HUNTER×HUNTER』(新)、『しろくまカフェ』、『はじめの一歩』、『ポケットモンスター メガボルテージ』など―。20年以上にわたり、作画・演出を100本以上担当してきた著者直伝!「本当におもしろいアニメの観方」、教えます。読めば読むほど鑑賞レベルが上がる!魔法の書。制作現場の舞台裏&ジャンル別オススメの観方もたっぷり収録。

目次

第1章 アニメ演出家の仕事(アニメ制作に関わる人々
演出家になった理由と経緯
演出家の役割 ほか)
第2章 演出を知ればアニメが100倍おもしろくなる(「カメラワーク」が躍動感の生死を分ける
カメラワークを組み合わせることで表現が一気に豊かに
ジャンルごとのカメラワーク ほか)
第3章 【ジャンル別】演出家おすすめ!アニメ鑑賞の極意(ジャンルごとのおすすめの観方
日常/ほのぼの系
SF/ファンタジー系 ほか)

出版社・メーカーコメント

 読めば読むほど アニメ鑑賞レベルが上がる!    魔法の書 『HUNTER×HUNTER』(新)、『はじめの一歩』、 『しろくまカフェ』、『ポケットモンスター メガボルテージ』など。 20年以上にわたり、作画・演出を100本以上担当してきた著者だからわかった、 アニメをよりおもしろく観るための鑑賞法を紹介。 【目次より】 ●「作画の手抜きがひどい!」は本当か? ●視聴者の感情をコントロールする方法 ●最悪な状況の主人公が画面左側にいる理由 ●原作とアニメで変えざるを得ない裏事情 ●「注目されるキャラクター」は意図的につくられる ●上手な演出とは? ●アニメ演出事件簿 〜やりがいとつらいところ〜 ●上手と下手がわかるとアニメがよりおもしろくなる など 制作現場の舞台裏&【ジャンル別】オススメの観方もたっぷり収録しました! 【本文より】 突然ですが、問題です。 超大型の巨人が突如あらわれ、人々の暮らす街を襲う―― その瞬間を、テレビアニメで恐怖を煽るのに最も効果的な見せ方はどれでしょうか。 ※人々の居住する街には巨人対策用の高い壁が築かれているものとします (1)いきなり超大型巨人の全体像を見せ、視聴者を圧倒させる (2)壁の上に超大型巨人の指だけを見せ、その後巨人の影を捉えてから顔を映す (3)超大型巨人の各パーツを個別に見せてから、全体像を映し出す ―――正解は(2)です!    本書ではその理由を詳細に記載しております。 【本文の一部】 アニメにおいて画面に映るものは、すべてに意味があります。 何気ない風景のカットでも、実は主人公が心を整理したり、考えたりするためのつなぎの目的があったりします。 画面を揺らしながらキャラクターを遠くから映すことで、犯人が狙いを定めているような雰囲気を出すこともできます。 演出によって、なんでもないただの石ころを、あたかもすごく重要なアイテムのように見せることもできるのですね。 この本で紹介する”演出意図”を素早く読み取ることができれば、いままでとはまた違ったよりおもしろいアニメの観方ができるはず。 それを隅々までお伝えしようというのが本書の目的です。 ――「はじめに」より

著者紹介

鈴 (スズ)  
アニメ演出家・アニメーター。東京デザイナー学院アニメーション科卒業後、アニメの動画、原画制作を経て、演出・絵コンテをはじめる。現在はゲーム会社においてゲーム内アニメーションの監修を行うかたわら、フリーのアニメ演出家・アニメーターとしても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)