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お米が消える日 なぜ日本人の主食が守られないのか

出版社名 三和書籍
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-86251-603-9
4-86251-603-3
税込価格 1,760円
頁数・縦 204P 19cm

商品内容

要旨

水田はただの“食料の工場”ではありません。洪水を防ぎ、生き物を育て、地域の文化と心を守ってきました。本書は、その価値を数値と制度の両面から解き明かし、“なぜ稲作を残すべきか”を理論的に語ってくれます。子どもに安全なごはんを食べさせたい。そう願うすべての人に読んでほしい、希望のある問題提起です。

目次

第1章 なぜ米価は2倍になったのか
第2章 農の営みを壊すもの
第3章 稲作衰退は食料安全保障の崩壊
第4章 奪われる「種子」:食料支配の最終段階
第5章 水田削減を狙うグローバル企業
第6章 スマート農業は誰のため?
第7章 耕作放棄地対策 雑穀を生産しよう
第8章 企業が支配する食の安全
第9章 農薬使用大国日本
第10章 有機給食が未来を拓く
第11章 未来への選択:それでも私たちはコメとともに生きる

著者紹介

安田 節子 (ヤスダ セツコ)  
食政策センター・ビジョン21代表。NPO法人「日本有機農業研究会」理事。一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト理事。日本の種子を守る会副会長。デトックスプロジェクトジャパン共同代表。1990年〜2000年日本消費者連盟で、反原発運動、食の安全と食料農業問題を担当。1996年〜2000年市民団体「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」事務局長。表示や規制を求める全国運動を展開。2000年11月「食政策センター・ビジョン21」設立。情報誌『いのちの講座』を創刊し発刊中。2009年〜2013年埼玉大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)