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動物の系統分類進化学

出版社名 丸善出版
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-621-31171-4
4-621-31171-9
税込価格 3,850円
頁数・縦 220P 26cm

商品内容

要旨

地球46億年の歴史の中で、多種多様な動物が進化し、現在もさまざまな分類群で新種が発見されている。動物の多様性を理解することは、生物学の基本であると同時に、今日的な応用分野の問題に対しても重要である。分子生物学の発展により、動物の系統関係は大きく見直され、動物の進化の歴史の推定も高い精度で行えるようになった。本書は、分子系統学の発展を取り込んだ、大学生向けの教科書である。大きく2部構成となっており、第1部では、分類学の歴史、分子系統と形態からみた現代の動物分類法、種のありかた、系統の考え方と系統樹の読み方、種分化を促進する地史的イベント、地球と日本列島の生物相の成立などを解説する。第2部では、それぞれの動物門について、形態的特徴、系統と分類、生殖・発生・生活史、生態を紹介する。

目次

第1部 総論:動物の分類と系統(動物を分類する人間の歴史

系統を知る
系統樹を読む
生物地理
動物系統進化の概要)
第2部 動物門各論(概説
後生動物姉妹群と基部後生動物
冠輪動物
脱皮動物
新口動物)

著者紹介

朝倉 彰 (アサクラ アキラ)  
京都大学フィールド科学教育研究センター 特任教授
河村 真理子 (カワムラ マリコ)  
京都大学フィールド科学教育研究センター 講師
和田 洋 (ワダ ヒロシ)  
筑波大学生命環境系 教授
中野 智之 (ナカノ トモユキ)  
京都大学フィールド科学教育研究センター 准教授
後藤 龍太郎 (ゴトウ リュウタロウ)  
京都大学フィールド科学教育研究センター 助教
下村 通誉 (シモムラ ミチタカ)  
京都大学フィールド科学教育研究センター 教授
山守 瑠奈 (ヤマモリ ルナ)  
京都大学フィールド科学教育研究センター 助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)