みちゆくひと
| 出版社名 | 講談社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2025年9月 |
| ISBNコード |
978-4-06-530904-9
(4-06-530904-2) |
| 税込価格 | 1,980円 |
| 頁数・縦 | 252P 20cm |
NetGalley 会員レビュー
おすすめ度 母を亡くし天涯孤独になった燈子の語りで始まる物語。章が変わるごとに語り手がうつりかわっていくのですが…。彩瀬まるによる、死後の世界に対する一つの答えとして受け取りました。生前の喪失や後悔、とらわれていたこと。誰にでも大なり小なり抱えているものがあって、それを抱えているからこその自分であって、では、自分は死んだらどうなるのか。物語全体を重くどんより哀しさや喪失感が覆っているのですが、語り口のせいでしょうか、なんだか少しおかしみを感じたりします。最後は再生へと向かって進んでいき、救われる気持ちになりました。喪失の物語で、再生の物語で、救済の物語だと思いました。
おすすめ度 まさに『喪失』と『再生』。子どもを亡くしてしまうと、どんな理由であれ親は自分を責めてしまうだろう。苦しむことしか許されない人生だと勘違いして自分を追い込んでしまう。家族それぞれの人生が交差し、亡くなった後も続いていく。なんとも不思議なお話。地獄を見せられているかのような得体の知れない恐さもありながら、温かい気持ちで読み終えられる。
おすすめ度 愛に迷ったことのあるすべての人に届けたい物語です。読むたびに胸が痛み、涙があふれても、最後に残るのは深いあたたかさ。過ちも赦しも、全部ひっくるめて人間なんだ。そんな力強さを、胸いっぱいにもらえる一冊です。 上記レビューの提供元:NetGalley(株式会社メディアドゥ) NetGalleyとは、本を応援するWEBサイトです。 |
商品内容
| 要旨 |
二年前に父が他界し、先月には母もこの世を去った。不動産会社で働く原田燈子は、天涯孤独になった。でもずっと前から一人だったのかもしれない。二十年以上前の不幸な出来事をきっかけに―。向き合えなかった家族の物語が巻き戻っていく。 |
|---|




出版社・メーカーコメント
母はわたしのことを愛してくれていたのでしょうか……。あの世と現世を繋ぐ「1冊の日記」が、ある家族の関係性を描き出す。