地上の楽園
| 出版社名 | 中央公論新社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2025年10月 |
| ISBNコード |
978-4-12-005959-9
(4-12-005959-6) |
| 税込価格 | 2,530円 |
| 頁数・縦 | 477P 20cm |
商品内容
| 文学賞情報 |
2026年
第21回
中央公論文芸賞受賞 |
|---|---|
| 要旨 |
1959年大阪―。在日朝鮮人への蔑みと暴力がはびこる街で、復興を遂げ平等を実現し「地上の楽園」と称される北朝鮮への「帰国運動」が過熱していた。高校生の孔仁学は、ヤクザの抗争に巻きこまれ窮地に立つ親友・玄勇太に「帰国」を勧める。北朝鮮行きを決めた勇太だったが、帰国船内の食事の貧弱さや寝床の汚さに、「楽園」への違和感を覚え始め…。個性異なる二人の青春を活写し、今なお続く差別の源流と、流転の果ての希望を濃密に描く。慟哭必至のエンタメ大作。 |



出版社・メーカーコメント
取り返しがつかない。何もかも。北朝鮮に来たときから−−。在日朝鮮人帰還事業。1959年に始まったそれは、人類史上最悪の「大量殺戮」への序章だった。大阪に暮らす二人の若者、孔仁学と玄勇太が経験する「地獄」を通して、日本人の差別感情と、政府・マスコミらが犯した大罪に迫る。エンターテインメント小説界を牽引する著者が、戦後最大のタブー「外国人問題」に切り込んだ、今最も読まれるべき社会派巨編。