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神田神保町古書店街と組合組織 戦時統制下における役割の変遷を中心に

出版社名 有斐閣
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-641-16648-6
4-641-16648-X
税込価格 4,950円
頁数・縦 286P 22cm

商品内容

要旨

商業集積としての神保町の歴史に迫る。今なお多くの人々から愛されている神田神保町古書店街。その戦前・戦時中の姿はあまり知られていない。古書組合への組織統制、公定価格設定による価格統制、品揃えの規制や勤労動員などを通じた思想言論統制の三位一体での強化を膨大な資料に基づきリアルに伝えるとともに、戦後から現在に至るダイナミックな変化と将来の方向性について追究する。

目次

第1章 なぜ神田神保町古書店街に注目するのか(先行研究と研究課題
世界の中での神田神保町古書店街の位置づけ)
第2章 神田神保町古書店街の形成・展開と組合制度の変遷―戦時統制以前のすがたを中心に(神田神保町古書店街の形成
神田神保町古書店街の展開
組合組織の変遷と古書籍商)
第3章 戦時統制下の神田神保町古書店の組合組織―公定価格制への協力(戦時統制強化の全般的過程
戦時統制下における組合組織の改組
公定価格による価格統制の強化
戦時下の神田神保町の商業報国運動とまち並み変化)
第4章 戦時統制下における古書の統制価格と古書市場―『日本古書通信』と『読書と文献』からみえてくるもの(『日本古書通信』から『読書と文献』へ
公定価格制の導入(1940年)と最初の改定(1942年)
1943年8月公定価格の再改定とその影響
1944年の統制組合下での公定価格改定とその影響)
第5章 戦後神田神保町古書店街の展開―専門化の果ての細分化・周縁化・融合化(昭和戦後期から平成・令和の展開
神田神保町古書店街の専門分野別・地域別動態
専門化から細分化・周縁化・融合化へ)

著者紹介

渡辺 達朗 (ワタナベ タツロウ)  
専修大学商学部教授。1985年、横浜国立大学大学院経済学研究科修士課程修了、博士(商学)(大阪市立大学)
山〓 万緋 (ヤマサキ マイ)  
専修大学商学部兼任講師、一般社団法人サスティナブルフードチェーン協議会特任研究員。専修大学大学院商学研究科博士後期課程在籍(2026年3月単位取得退学予定)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)