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帝国と民族のあいだ パレスチナ/イスラエルの重層性

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-13-021087-4
4-13-021087-4
税込価格 4,730円
頁数・縦 297,7P 22cm

商品内容

要旨

パレスチナ/イスラエル地域の大きなうねりのなか、人びとの抵抗や逡巡、展望をとらえる。人びとの多様で具体的な生の軌跡を追いながら、苦難に満ちた近現代を浮かび上がらせる。気鋭の研究者たちによる「もうひとつの層」からの問い。

目次

序章 パレスチナ/イスラエルの変わらない構造 「n地域論」のその後(鶴見太郎
今野泰三)
概説 パレスチナ/イスラエルの歴史と現在(今野泰三
鶴見太郎)
1 埋もれた層を掘り起こす(ベドウィンが生きた帝国と植民地主義 パレスチナ北部のバイサーン地方を中心に(今野泰三)
委任統治期パレスチナにおける「独立」のビジョンの隘路 アクラム・ズアイテルの回想録を読む(田浪亜央江)
集合的記憶の入植 ロシア東欧におけるポグロムとパレスチナにおける暴動/反乱(鶴見太郎)
帰還の権利を実践する パレスチナ人難民のミクロな経験から(金城美幸)
「無名」パレスチナ人と離散の記憶 難民化とアイデンティティの葛藤(鈴木啓之))
2 重層性の現在形(国際法と国内法の狭間で 四八年パレスチナ人の言語の権利(〓橋宗瑠)
ハマースにみる内政と外交の連動 その指導者間関係を中心に(江〓智絵)
エルサレムの聖地管理権をめぐる軋轢 第一次トランプ政権の中東和平政策とヨルダンの苦悩(山本健介)
中東和平の頓挫とイスラエル政治による既成事実化 イスラエル・パレスチナ紛争の交渉なき終着の可能性(錦田愛子))
むすび 普遍性から成り立つ特殊性(鶴見太郎
今野泰三)

著者紹介

鶴見 太郎 (ツルミ タロウ)  
東京大学大学院総合文化研究科准教授
今野 泰三 (イマノ タイゾウ)  
中京大学教養教育研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)