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読書する脳

SB新書 709

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-8156-3336-3
4-8156-3336-3
税込価格 1,045円
頁数・縦 197P 18cm

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要旨

若者を中心とした「本離れ」がしばしば指摘される。忙しく、ページを開く時間と気持ちの余裕のない人もいるだろう。一方で、スマートフォンやSNSの普及で、文字を読み書きする機会は増えているのではないだろうか。だが本、とくに紙の本を読むことが、他の手段よりも脳にポジティブな影響を与えるようだ。本書では、脳科学や心理学の研究成果をもとに、読書をする時に私たちの脳がどのように働いているのか、読書の習慣が脳の機能や、さまざまな能力をいかに向上させるのかなどを詳しく解説。読書はデフォルトモードネットワーク(DMN)という脳の回路を抑制して脳を休ませたり、逆に活性化して共感力や社会的認知能力を高めたりするが、どちらの効果が生じるかは、読む本がノンフィクションかフィクションかによるのだという。著者は、お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系助教。日本学術振興会特別研究員、理化学研究所脳科学総合研究センター研究員等を経て2018年より現職。専門は、神経生理学、生物物理学。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2025年12月23日]

商品内容

要旨

読書は単なる情報収集ではなく、あなたの「脳」を創る行為。なぜ、紙の本で読んだ内容は記憶に残りやすいのか?なぜ、物語を読むと登場人物に感情移入できるのか?―その答えは、あなたの「脳」に隠されています。本書では、読書が私たちの思考力や想像力を高める驚きのメカニズムを、最新の脳科学をもとに解き明かします。押し寄せる情報の波に疲れがちな今だからこそ知りたい、読書の科学的な意味がわかる一冊。

目次

第1章 読書の今をひもとく―データで見る「読まない時代」の現実
第2章 読書がもたらす脳科学的メリット
第3章 文字と言語処理の脳メカニズム
第4章 認知バイアスとセルフトーク―自分を操る脳のしかけ
第5章 脳が喜ぶ読書術
第6章 読書がもたらす共感力と社会性

出版社・メーカーコメント

本を読む人の頭の中で、一体何が起きている?読書だけが私たちの脳にもたらす能力を科学的に解き明かす。本書で解説している、読書と脳についての謎・なぜ「紙の本」で読んだ内容は記憶に残りやすい?・読書によって「頭が良くなる」のはなぜ?・漢字と仮名が混ざった文章を、脳はどうやって理解している?・読書中に、内容と関係のないことを考えてしまうのはなぜ?・「快読」「精読」「音読」の科学的な使い分けとは?・読書のモチベーションを上げる科学的な方法とは? など多数。情報過多とデジタル化の波によって、脳は常に疲弊しています。本書は、そんな時代に読書だけが私たちにもたらすものを、脳科学の視点から解説します。読書好きの方、読書の持つ科学的な力を知りたい方は必読の一冊。

著者紹介

毛内 拡 (モウナイ ヒロム)  
お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系助教。1984年、北海道函館市生まれ。2008年、東京薬科大学生命科学部卒業。2013年、東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員、理化学研究所脳科学総合研究センター研究員等を経て2018年より現職。同大にて生体組織機能学研究室を主宰。専門は、神経生理学、生物物理学。「脳が生きているとはどういうことか」をスローガンに、基礎研究と医学研究の橋渡しを担う研究を行っている。第37回講談社科学出版賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)