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太宰治弱さを演じるということ

岩波現代文庫 文芸 377

出版社名 岩波書店
出版年月 2025年12月
ISBNコード 978-4-00-602377-5
4-00-602377-4
税込価格 1,309円
頁数・縦 228P 15cm

商品内容

要旨

太宰治は何よりも、「人間関係における悲劇」や「傷つくことへの恐怖」を誰より巧みに表現した、類い稀なことばの使い手であった。無頼派の旗手という「神話」から作家を解放し、『人間失格』『晩年』『斜陽』他の「文体」や創作の「方法」を詳細に分析するところから、きわめて現代的な魅力を鮮やかに描き出す。太宰に関心をもつすべての読者にその作品世界を伝える道案内の書。

目次

第一章 なぜ「太宰治」なのか
第二章 メタ・メッセージの希求
第三章 「太宰治」の誕生
第四章 「ナンセンス」の美学
第五章 ことばで距離を創るということ
第六章 「心中」の論理
第七章 「女類」とは何か

出版社・メーカーコメント

太宰は何よりも、「人間関係における悲劇」や「傷つくことへの恐怖」を誰より巧みに表現した、類い稀なことばの使い手であった。無頼派の旗手という「神話」から作家を解放し、『人間失格』『晩年』『斜陽』他の文体や方法を詳細に分析するところから、きわめて現代的なその魅力を鮮やかに描き出す、道案内の書。

著者紹介

安藤 宏 (アンドウ ヒロシ)  
1958年東京生まれ。東京大学名誉教授。専攻は日本近代文学。著書に『太宰治論』(東京大学出版会、日本学士院賞)『近代小説の表現機構』(岩波書店、のちちくま学芸文庫、やまなし文学賞、角川源義賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)