• 本

「予想外」を予想する方法

出版社名 草思社
出版年月 2025年12月
ISBNコード 978-4-7942-2812-3
4-7942-2812-0
税込価格 3,520円
頁数・縦 471P 19cm

商品内容

要旨

予測に失敗し、予測に騙され、それでもなお、予測する。もしかして、あなたも、そう?予測にまつわる古今東西の奇妙な実話を、数学で読み解く!

目次

はじめに 「予想外」を予想する
1 予言・透視・占術
2 起こりそうにない出来事が起こる確率
3 ランダムの上手な取り扱い方
4 不確かさのなかでも推論はできる
5 ゲーム理論で先を読み未来を設計
6 線形バイアスに欺かれる
7 雪だるま式に膨らむ影響
8 自らの行為が招く思わぬ結末
9 予測の限界を知る

出版社・メーカーコメント

予測に失敗し、予測に騙され、それでもなお予測する。もしかして、あなたも、そう?予測にまつわる古今東西の実話を、数学で読み解く!〔内容より〕ノストラダムスがスペースシャトル墜落を予言?宝くじ抽選で1等当選の数字が2回連続同じに!狩猟採集民が占いで狩りに行く方角を決める利点予言することでそれが実現する「自己成就的予言」確実に戦争に突入してしまう状況はあり得る?地震予知は無理でも確率とリスク評価で対策可能信じがたい偶然、嘘から出た誠、番狂わせ、見当違いなどの「予想外」は、たびたび起こる。私たちがそれらの出来事に驚かされるのはなぜだろうか。それは、現実世界が「おかしい」からではなく、それを見る私たちの認知が「おかしい」からだ。あらゆるものが比例などの線形関係で増減すると思い込む「線形バイアス」や、ランダムなノイズの中にパターンを見いだしてしまう「パターン化特性」など、数多くの認知バイアスのせいで、私たちは、数学的に考えれば実は驚くほどでもないことに、しょっちゅう驚いている。つまり、私たちは数学を使わない限り、世界を正しく認識できないし、正しく予測することもできず、したがって自分と世界を安全に保つこともままならない。さらには、人間の認知バイアスを知り尽くした人に、騙され、つけ込まれてしまう危険さえある。世界中から「予想外」の出来事の実話を数多く集め、数学的に解説し、私たちのバイアスを解きほぐす本書は、私たちに「予想外」を予想する方法を教えてくれるだけでなく、「予想外」の出来事を、数学を使って楽しみ、味わう方法も教えてくれるだろう。

著者紹介

イェーツ,キット (イェーツ,キット)   Yates,Kit
英バース大学数理科学科上級講師であり同大学数理生物学センターの共同ディレクター。2011年にオクスフォード大学で数学の博士号を取得。2020年に英国で刊行された著書The Maths of Life and Death(邦題:『生と死を分ける数学』草思社刊)は、英サンデー・タイムズ紙の科学書オブ・ザ・イヤーに選ばれた。本書は2冊目の著書となる。イングランド・オックスフォード在住
冨永 星 (トミナガ ホシ)  
1955年、京都生まれ。京都大学理学部数理科学系卒業。国立国会図書館、イタリア東方学研究所図書館司書、自由の森学園教員を経て、現在は一般向けの数学啓蒙書などの翻訳に従事。2020年度日本数学会出版賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)