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人はなぜ記憶するのか 脳と自己の科学

出版社名 早川書房
出版年月 2025年12月
ISBNコード 978-4-15-210486-1
4-15-210486-4
税込価格 3,630円
頁数・縦 334P 19cm

商品内容

要旨

常識を覆す、「記憶」研究の最前線!記憶は録画映像ではない。私たちは、選択と再構成によって「物語」として過去を思い出している。ぼんやりしているときに活性化する神経回路―「デフォルトモードネットワーク」とは何か。忘れることは脳の欠陥ではなく、情報処理を最適化するための戦略である。記憶力は「入力」よりも「出力」(想起)によって強化される。人はネガティブな経験よりも、ポジティブな経験のほうを思い出しやすい。それはなぜか?

目次

第1部 記憶の基本(私の心はどこにある―覚えていることと忘れることがあるのはなぜ?
時間と空間を旅する―思い出すとその時間・その場所に戻れる
削減、再利用、再生―少なく記憶したほうが多く思い出せる)
第2部 見えない力(単なる想像―想起と想像は分かちがたく結びついている
感情以上―記憶と記憶に対する感情が異なるのはなぜか
辺りは見慣れた顔ばかり―忘れていても学習はできる
振り返って未知と対峙する―新しいもの・予期せぬものへと記憶が導く)
第3部 変化する記憶(再生と録画のボタンを同時に押す―想起が記憶を変える
多少の痛みが利益を増やす―間違いからのほうが多くを学べる
一緒に思い出すとき―人とのかかわりのなかで記憶がつくられる)

出版社・メーカーコメント

記憶とは、頭の中に情報を保存するだけでなく、感覚と結びつきながらその都度よみがえる動的な現象である−−神経科学者であり心理学者でもある著者が、記憶=固定的なものというイメージを覆し、数々のメディアで年間ベストに選ばれた、知覚をめぐるサイエンス

著者紹介

ランガナス,チャラン (ランガナス,チャラン)   Ranganath,Charan
カリフォルニア大学デイヴィス校心理学・神経科学教授。「ダイナミック・メモリー・ラボ」所長として記憶の研究に従事。4半世紀以上にわたり、脳画像技術や計算モデル、記憶障害のある患者の研究を通じて、人間が過去の出来事を記憶する脳の仕組みを解明してきた。その業績により、グッゲンハイム・フェローシップおよびヴァネヴァー・ブッシュ教員フェローシップを受賞
梶山 あゆみ (カジヤマ アユミ)  
翻訳家。東京都立大学人文学部英文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)