がんと生ききる 悲観にも楽観にも傾かず
| 出版社名 | 朝日新聞出版 |
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| 出版年月 | 2025年12月 |
| ISBNコード |
978-4-02-252114-9
(4-02-252114-7) |
| 税込価格 | 1,760円 |
| 頁数・縦 | 234P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
がんと診断されて、何を選択し、何を選択せずに来たか…。治療法、食べもの、代替医療をどう考えるか等々。「すること」と、「しないこと」と、ひとつひとつを自分で決めるしかない。悔やまないためにも。だから、頑固な患者でいく、と決めた。そして2年半。元気でいる。 |
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| 目次 |
第1章 ふたつの病院 |



出版社・メーカーコメント
発売後即重版! ……わたしは肺がんと診断された。 その直後から患者はいくつもの選択に直面する。何を選択し、何を選択しないのか。最も大きな選択は、いっさい治療はしない、というそれである。わたしがそれに心惹かれたことは事実だ。他にも(大方はここから始まるが)病院の選択(実に難しい)、医師の選択(極めて困難)、治療法(その病院を選択した時点で大方は決まる)にはじまって、食べものは? 代替療法はどうするか。医師や看護師さんに治療の疑問や不安、迷いをいつ、どこで、どのようにして訊いたらいいのか等々。 検査入院に向かう頃、『沈黙の春』を執筆中に乳がんを宣告されたレイチェル・カーソンを思いだし、最後となった作品『センス・オブ・ワンダー』の1節を繰り返し口ずさむ。 はじまった入院生活。患者同士で分け合った メロンパン(そんなに糖分とるのはまずくない?)。血縁ではなく、病を介在とした結縁のつながり。放射線台での時空は、なつかしい人々と再会を果たす時間に決めた。あのひとがいた、このひとが。7年の介護の末に見送った母から、子どもの頃から言われてきた。差別についてはむろんのこと、あらゆる人間の関係性についても。「される側」の声を考えるように、と。患者もまた、ある意味「される側」のひとりだ。母は婚外子を生んだ女だった。 ひとはみな、読んできたもの、出会った人たち、食べたものでできている。I’m what I read, eat,meet. 観たもの、感じたもの、聞いたもの、考えたもの、実行したこと、しなかったこと等々。すべてがわたしを作ってくれている。失望も傷さえも喪失すら。 現在時点における結論。がんであるということは、あくまでもわたしの一部でしかない。病いに、わたしの精神まで占領されてなるものか! と今日も鼻息荒いわたし。 退院して3度目のクリスマス。元気です。 落合恵子 〇「目次」から(一部) *第1章 ふたつの病院 *第2章 新しい入院先 C病院 *第3章 放射線治療 思いだすひとびと *第4章 身体と病と放射線 *第5章 免疫力を強化する あとがき――いま、ここから、明日へ