• 本

山ぎは少し明かりて

小学館文庫 つ14−2

出版社名 小学館
出版年月 2025年12月
ISBNコード 978-4-09-407525-0
4-09-407525-9
税込価格 935円
頁数・縦 420P 15cm

商品内容

要旨

瑞ノ瀬村に暮らす佳代、千代、三代の三姉妹は、美しい自然の中をかけまわり元気に暮らしていた。大切な人が戦地から帰ってくる日も、村中から祝われながら結婚式を挙げた日も、家で子を産んだ日も、豊かな自然を湛えた山々の景色が、佳代たちを包み込み、見守ってくれていた。あるときそんな瑞ノ瀬村に、ダム建設計画の話が浮上する。佳代たちの愛する村が、湖の底に沈んでしまうという。佳代は夫の孝光とともに懸命に反対運動に励むが―。若き作家が三世代の親子の目を通じ、変わりゆく日本の「故郷」を壮大なスケールで描いた感動作。

出版社・メーカーコメント

女たち、記憶の湖へ還る。  佳代、千代、三代の三姉妹は、瑞ノ瀬村に暮らしていた。大切な人が戦地から帰ってくる日も、結婚式を挙げた日も、家で子を産んだ日も、豊かな自然を讃えた山々の景色が、佳代たちを包み込み、見守ってくれていた。しかし、村にダム建設計画の話が浮上する。佳代たちの愛する村が、湖の底に沈んでしまうという。佳代は夫の孝光とともに反対運動に身を投じるのだが−−。定年退職まで営業部で忙しく働く佳代の娘・雅枝。海外留学先で「適応障害」になり、1ヶ月と少しで実家に帰ってきてしまった孫・都。彼女たちの瑞ノ瀬への想いはまったく異なっていた。いま最注目のミステリ作家・辻堂ゆめが、壮大なスケールで描く懐かしい日本の「故郷」。変わりゆく時代を生きる三世代の女性をつないだ感動作を、満を持して文庫化!  【編集担当からのおすすめ情報】  辻堂作品を愛読する、いきものがかり・水野良樹さんによる巻末解説にもご注目ください!

著者紹介

辻堂 ゆめ (ツジドウ ユメ)  
1992年神奈川県生まれ。東京大学卒。2015年、第十三回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し『いなくなった私へ』でデビュー。21年『十の輪をくぐる』で第四十二回吉川英治文学新人賞候補、22年『トリカゴ』で第二十四回大藪春彦賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)