• 本

古典物理学を創った人々 ガリレオからマクスウェルまで

新装版

出版社名 みすず書房
出版年月 2025年12月
ISBNコード 978-4-622-09835-5
4-622-09835-0
税込価格 8,360円
頁数・縦 408P 22cm

商品内容

要旨

著者エミリオ・セグレは、ノーベル物理学賞を受賞したイタリア出身の原子核・素粒子物理学者である。著書に、20世紀物理学の革命を、自らが際会した多くの物理学者と、さまざまな出来事を通して描いた『X線からクォークまで』がある。その前篇といってもよい本書は、時代をさかのぼり、古典物理学の形成の歩みをたどった年代記であり《物理学者列伝》である。落下法則を確立したガリレオ、ニュートンから、電磁気学を建設したファラデー、マクスウェル、電磁波を発見したヘルツを経て、統計力学を開拓したボルツマン、ギブズまで、近代物理学の祖たちの姿があざやかに甦る。

目次

第1章 創立の父:ガリレオとホイヘンス
第2章 魔の山:ニュートン
第3章 光とは何か
第4章 電気:雷からモーター、電波に至る道
第5章 熱をめぐって:物質説と振動、運動説
第6章 分子運動論:物質構造の解明の始まり

著者紹介

セグレ,エミリオ (セグレ,エミリオ)   Gino Segr`e,Emilio
1905‐1989。イタリアに生れる。1928年ローマ大学で物理学の学位を得、1932年ローマ大学助教授。この頃フェルミと協力して中性子反応の先駆的研究を行なう。1936‐38年パレルモ大学物理学部長。1938年渡米、この前後数年の間にテクネチウム、アスタチン、プルトニウム等を発見。1943‐46年ロス・アラモスで原爆製造計画に参画。1946‐72年カリフォルニア大学教授。1955年チェンバレン等と反陽子を発見。これによって1959年ノーベル物理学賞を受けた
久保 亮五 (クボ リョウゴ)  
1920年東京に生れる。1941年東京大学理学部物理学科卒業、理論物理学専攻。1980年まで東京大学理学部教授。1980‐81年京都大学基礎物理学研究所教授。1981‐92年慶應義塾大学理工学部教授。この間、統計物理学、固体物理学の基礎理論の研究を行ない、1957年には線形応答理論(不可逆過程の統計力学)を発表。ボルツマン賞、文化勲章、学士院恩賜賞ほかを受賞。仁科記念財団理事長、井上科学振興財団理事長、東京大学名誉教授、日本学士院会員を歴任。1993年、勲一等瑞宝章受章。1995年歿
矢崎 裕二 (ヤザキ ユウジ)  
1940年東京に生れる。1963年東京大学工学部冶金学科卒業。1967年東京大学大学院理学系研究科物理学専門課程修士課程修了。1970年博士課程退学。1970‐2001年都立高等学校教諭(物理担当)。2001‐06年都立小石川高等学校嘱託。2001‐16年東京理科大学非常勤講師(科学史担当)。理学修士。専攻は統計力学、物理学史(特に仁科資料の調査、整理、研究を行なう)。2023年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)