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「親日/反日」を越える韓国歴史論争 英雄にも悪党にもなれない私たちへ

出版社名 ころから
出版年月 2025年12月
ISBNコード 978-4-907239-80-0
4-907239-80-7
税込価格 3,520円
頁数・縦 239P 20cm

商品内容

要旨

植民地支配は、ある日終わるものでもなく、多くのものを残す。韓国と日本、ふたつの国の間も同じことだ。植民地支配を受けた人の内面も、単純な憎しみや服従する気持ちに二分化されてはいない。その複雑さは、日本人の側でも同じことだろう。その複雑さをもう少し細やかな階調で、より解像度を上げて眺めようと提案したい。本書「日本語版への序文」より。

目次

1章 民族主義、帝国の欲望と同伴する(胸にこみあげる満洲の荒野
『南邦の処女』、植民地人の見た帝国の空夢? ほか)
2章 植民地近代化論を越える(どうしてイルベになるのか?―日本帝国期の米「輸出」
米輸出の市場メカニズム―『濁流』の事例 ほか)
3章 実力を養い善行を積もうという言葉(「実力を養い、世の中を変えよ」
植民地で医師として生きるということ ほか)
4章 フランスとドイツにおける過去の歴史清算 歴史には一発勝負がない(過去の歴史清算を巧みに成し遂げたフランスとドイツ?
韓国と日本、フランスとドイツの関係を比較してみると ほか)
5章 歴史の断罪と省察 あなたなら日本帝国に毅然と振る舞えたのでしょうか?(アドルフ・アイヒマンとハンナ・アーレント
普通の人の倫理的責任―創氏改名の事例 ほか)

著者紹介

趙 亨根 (チョ ヒョングン)  
社会学者。日本帝国期の社会経済的変化に関する研究で、博士学位を受けた。翰林大教授として在職中に、韓国の大学と知識生産体制の構造的問題に強く違和感をもち、2019年に辞職。現在は、京畿道坡州市郊外の協同組合書店と、地域研究所「ソーシャルラボ接境地帯」を根拠地として、精力的に執筆と講演を行っている
市村 繁和 (イチムラ シゲカズ)  
1968年生まれ。韓国外国語大学博士課程(韓国学)修了。翻訳家、「東アジア・在日アーカイブ」研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)