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未完の中国文化大革命 毛沢東と日本の連動

PHP新書 1448

出版社名 PHP研究所
出版年月 2026年1月
ISBNコード 978-4-569-86044-2
4-569-86044-3
税込価格 1,375円
頁数・縦 318P 18cm

商品内容

要旨

文化大革命は「地主」「郷紳(村郷の紳士)」の撲滅を皮切りに「反革命分子」をことごとく圧殺し、人類史上、数多の犠牲者を生んだ。空前の政権を建てようとした毛沢東は、従来の王朝交替時になかった郷紳階級の肉体的消滅・抹消を試み、中国の共同体を破壊してしまう。社会主義・共産主義の暴力性と呼応し、わが国とも連動した粛清と支配の恐怖は今、習近平政権に引き継がれている。

目次

第1章 文化大革命への助走(鎮反運動
文化大革命研究における「ゴミ資料」の意義
反右派運動の陽謀作戦
餓死するコミューン)
第2章 革命の勃発と激化(江青夫人がリードする「文化戦線」
中国でつくられた「フルシチョフ」
不発だった上からの文化革命)
第3章 革命の食人宴(老紅衛兵と造反派紅衛兵
革命的現代劇が創った農村暴力の原型
モンゴル草原に潰えた林彪元帥)
第4章 民族ジェノサイドと日本の「連動」(内モンゴルにおけるモンゴル人の虐殺、モンゴル人民共和国との対立
文化大革命と日本との連動
「文化大革命式」で文化大革命を清算―四人組裁判)
第5章 習近平「中国の夢」の完成(習近平の父を粛清したのは毛沢東
自由で平和だった中華民国
「中国の夢」とはすなわち「文化大革命の完成」)

出版社・メーカーコメント

1966文化大革命から60年。習近平が抱く「中国の夢」の原点は文革にあった! 中国の一次史料で明らかになる、革命の凄惨な全容。

著者紹介

楊 海英 (ヨウ カイエイ)  
1964年、南モンゴルのオルドス高原生まれ。静岡大学人文社会科学部教授。北京第二外国語学院アジア・アフリカ語学部日本語学科卒業。同大学助手を経て、1989年に来日。総合研究大学院大学博士課程修了。専攻は文化人類学。博士(文学)。著書に、第14回司馬遼太郎賞受賞の『墓標なき草原(上・下)』(岩波書店)、第3回「国基研 日本研究賞」受賞の『チベットに舞う日本刀』(文藝春秋)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)