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なぜあの人は時間を守れないのか

PHP新書 1449

出版社名 PHP研究所
出版年月 2026年1月
ISBNコード 978-4-569-86052-7
4-569-86052-4
税込価格 1,155円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

本書は、時間管理ができない背景を神経心理学、時間心理学、著者の臨床経験などから解明するものである。行動の遅れはだらしなさではなく、実行機能やADHD特性、時間感覚の偏り、考え方の癖や行動パターンに起因すると説く。また職場では合理的配慮が重要と述べ、上司が適切に支援するための実践的手法を示す。本人のつまずきを理解し、個人と職場の負担を減らす指針となる一冊。

目次

第1章 「だらしない」では説明できない行動(こんな人いませんか
遅刻、締め切り破り、ギリギリの行動の背後にあるもの
「できない」ことを「しないからだ」と誤解してしまう構造)
第2章 人によって異なる時間感覚―時間心理学の視点(「5分」の感覚のズレ
報酬への感受性と時間割引
ADHD傾向と「未来を感じづらい」脳の特性)
第3章 “実行機能”の視点から見た「動けなさ」(実行機能とはなにか
実行機能が育つプロセス
発達特性としての「行動の遅れ」の理解)
第4章 考え方のクセと行動パターンが時間管理を阻む(時間管理の悪循環
考え方のクセ
行動パターン)
第5章 上司が身につけるべき部下への時間管理(大人になるとたいてい悪循環にハマっている
合理的配慮という視点から考える時間管理
「どこで止まっているか」を見極めるフレーム
タスク設計:大きな仕事を「小さく区切る」技法
進捗管理:スパンは短く、報告頻度は高く、意志に頼らぬ定期ミーティング設定
視覚化と即時フィードバックの導入例
部下が失敗しないための「リマインド」「足場づくり」
管理職に求められる「適応支援」の視点とスキル)

出版社・メーカーコメント

「なぜあの人はいつもギリギリ?」−−時間管理が苦手な人の脳のしくみと、組織における正しい理解と対応法を心理学から解き明かす!

著者紹介

中島 美鈴 (ナカシマ ミスズ)  
公認心理師、臨床心理士。心理学博士(九州大学)。専門は成人期のADHDの認知行動療法、時間管理、集団認知行動療法。肥前精神医療センター、東京大学大学院総合文化研究科、福岡大学人文学部、福岡県職員相談室などを経て、九州大学大学院人間環境学府にて成人ADHDの集団認知行動療法の研究に携わる。他に、福岡保護観察所、福岡少年院などで薬物依存や性犯罪者の集団認知行動療法のスーパーヴァイザーを務める。朝日新聞デジタル医療サイトapitalにて認知行動療法コラムを連載中。peatixにてオンライン時間管理グループレッスン、セミナー開催中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)