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ゾクこわい本 10

心の闇/猫目小僧 3

角川ホラー文庫 う1−31

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2026年1月
ISBNコード 978-4-04-116516-4
4-04-116516-4
税込価格 1,100円
頁数・縦 314P 15cm
シリーズ名 ゾクこわい本

商品内容

要旨

海沿いの村で家族と暮らす美々が取り憑かれてしまったモノは、仲間を呼び、大きな災難を引き起こす妖怪だった―居場所のない者同士、猫目小僧の世話をしていた女を襲う運命が悲しい「妖怪水まねき」。観音様にお願いをすれば、必ず叶うと評判の寺の床下に住み着いた猫目小僧が、“ご利益”のおぞましい正体を目撃してしまう「妖怪千手観音」など5篇。どこにも属さない孤独な猫目小僧の眼差しが、人の心に巣くう闇を照らし出す。

出版社・メーカーコメント

妖怪からも人間からも忌み嫌われた猫目小僧。幼い彼の世話をしていたのは、海沿いの村で年老いた父と暮らす、未婚の女性・美々だった。ある日、美々は不思議な石を拾い、石に取りつかれてしまう。密かに食べ物を差し入れてくれた美々の姿がなくなり、不思議に思った猫目小僧がそっと探ると、美々の家から妖怪が出現する。その妖怪は、仲間を呼び、大津波を起こそうとする(「妖怪水招き」)。山奥にある観音様にお願いをすれば、願いが叶う−−。貧しい茂平がお金の無心をしたところ、あっという間にご利益があった。寺の屋根裏に住み着いた猫目小僧は、ある恐ろしい場面を目撃してしまう(「妖怪千手観音)。妖怪と人間のあわいに生きる猫目小僧の活躍を描く、恐ろしくも切ない5編を収録。

著者紹介

楳図 かずお (ウメズ カズオ)  
1936年、和歌山県高野町に生まれ、奈良県五條市で育つ。小学校4年生で漫画を描き始め、高校3年生の時、『別世界』『森の兄妹』をトモブック社から単行本で出版し、デビュー。『へび少女』『猫目小僧』などのヒット作により、“ホラー漫画の神様”と呼ばれる。『漂流教室』ほかで小学館漫画賞受賞。一方、『まことちゃん』でギャグの才能も発揮。作中のギャグ、“グワシ”は社会現象となった。その他、タレント、歌手、映画監督など多数の肩書きを持ち、様々なジャンルで活躍した。2018年、『わたしは真悟』で仏・アングレーム国際漫画祭「遺産賞」受賞。また同年度、文化庁長官表彰。23年、第27回手塚治虫文化賞特別賞受賞。25年、第54回日本漫画家協会賞文部科学大臣賞受賞。24年10月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)