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今こそ経済学を問い直す 切実な「必要」の声を聴くために

講談社現代新書 2801

出版社名 講談社
出版年月 2026年1月
ISBNコード 978-4-06-542574-9
4-06-542574-3
税込価格 1,100円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

GDPが増えればほんとうに幸せになれるのか?「働かざる者、食うべからず」「豊かな生産と消費を達成すれば誰もが得をする」―気鋭の経済思想史家が私たちを支配してきた価値観を疑い、成長なき時代の「大問題」に挑む!「居場所が欲しい」「公平に評価されたい」…、経済成長を追求し、市場経済を駆動させるだけでは見えてこない、ほんとうに求められていること=「必要」に注目し、経済思想史を捉え直す。成長なき時代の豊かさを考えるための必読書!

目次

序章 経済学と「必要」
第一章 スミスとマルクス―「生産・消費」と「必要・分配」という二つの目標
第二章 J・S・ミルとマーシャル―正統派経済学の「必要」への向き合い方
第三章 ケインズ―「必要」に配慮する兆し
第四章 福祉国家体制の失敗―利権化と対話の欠如
第五章 「必要」の声を聴く―I・M・ヤング
第六章 「必要」に関するもう一つの経済―CSR支出の義務化と「必要」の数値化

出版社・メーカーコメント

経済成長さえ実現すれば貧困などの問題は解決する−−。経済学が避けてきた「必要」という概念を通して、従来の経済学の限界を描く。

著者紹介

中村 隆之 (ナカムラ タカユキ)  
1973年、神奈川県生まれ。京都大学経済学部卒業。同大学大学院博士後期課程修了。博士(経済学)。現在、青山学院大学経済学部教授。専攻は経済学史、経済思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)