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この私が死ぬということ 人文死生学の展開

出版社名 春秋社
出版年月 2026年1月
ISBNコード 978-4-393-32420-2
4-393-32420-X
税込価格 3,520円
頁数・縦 287P 20cm

商品内容

要旨

「私の死」を知る方法は果たしてあるか?終末期の死の自己決定さえ叫ばれる現代において、「私の死」を知らぬわけにはいかない。医学、哲学、心理学、理論物理学など多彩な視座と、尊厳死、反出生主義、異世界転生といった多様な問題設定から、輪を徐々に絞るように「私の死」の核心に迫る。死を想え。メメント・モリ。

目次

第1部 人文死生学の行程(死生心理学と人文死生学の交点 私の死をどう理解するか(浦田悠)
V・E・フランクルの時間論 時間の移ろいやすさと自分の死は人生を無意味にするのか(雨宮徹)
反出生主義の受容と展望(小島和男)
終末期の意思決定と尊厳死をめぐる諸問題(冲永隆子))
第2部 人文死生学の論争(「私」の謎と「私」の死 意識の超難問と告知の死生学(南学正仁)
「科学的世界観の崩壊」と観測主体位置づけの変化 南学論文への現代物理学からのコメント(榛葉豊)
異世界転生の真実 他者という可能世界をわたる五次元主義の物語(渡辺恒夫)
『死』(新山喜嗣著)をめぐって(久場政博 重久俊夫)
特集人文死生学、そして『死』(2022)その後(新山喜嗣))

出版社・メーカーコメント

「私」の死を経験した者はこの世にいない。他人の死では「私」の死はわからない。だが終末期の自己決定のためにも「私」の死を知らねばならない。医学、哲学、心理学など多彩な視座から、主観やクオリアなど「私」の謎や「死」の本質を探究し、不可能に挑む。

著者紹介

渡辺 恒夫 (ワタナベ ツネオ)  
東邦大学名誉教授。博士(学術)。専門は心理学、現象学、心理学の哲学
小島 和男 (コジマ カズオ)  
学習院大学文学部哲学科教授。専門はギリシア哲学、現代倫理学、および、うどん研究
新山 喜嗣 (ニイヤマ ヨシツグ)  
秋田大学名誉教授。医学博士。専門は精神医学、大脳生理学、死生学
浦田 悠 (ウラタ ユウ)  
大阪大学全学教育推進機構准教授。専門は、死生心理学、ポジティブ心理学
雨宮 徹 (アメミヤ トオル)  
大阪工業大学教授。専門は哲学、倫理学
沖永 隆子 (オキナガ タカコ)  
帝京科学大学副学長・医療科学部医療福祉学科(兼、総合教育センター)教授。博士(人問・環境学)。専門は生命倫理学
南学 正仁 (ナンガク マサヒト)  
大学医学部附属病院精神神経科副指導医。専門は精神医学、哲学。哲学分野では一人称的意識や、科学におけるモデルについて科学哲学の立場から研究している
榛葉 豊 (シンバ ユタカ)  
物理学者、元静岡理工科大学講師。工学博士。専門は、量子力学基礎論、科学哲学
久場 政博 (クバ マサヒロ)  
精神科医。専門は、高齢期精神医学、多文化間精神医学
重久 俊夫 (シゲヒサ トシオ)  
著述家/教育職。専門は哲学・思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)