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神秘的経験の諸相 二一世紀の研究と展望

出版社名 春秋社
出版年月 2026年2月
ISBNコード 978-4-393-32414-1
(4-393-32414-5)
税込価格 6,820円
頁数・縦 551,36P 20cm

商品内容

要旨

本書は現代科学を通じて神秘的体験をたどる旅を提供し、個人の主観的な体験の高みと深みに私たちを連れて行くことになる。その道すがら、私たちは多様なグループに属する人々の内面的生活を覗き見る。世界中の、宗教的、神秘的、不可知論的、無神論的、いずれの信念体系においても。本書が目指すのは、さまざまな神秘的体験についての現代的で科学的なガイドである。―本書より。

目次

第1部 さまざまな変性意識状態を科学する(はじめに―二一世紀の神秘的体験を探る科学を目指して
ウィリアム・ジェイムズ―人間性の研究
古典となった『諸相』の影響
多様な神秘的体験の心理学
神秘的体験をする脳
引き金―神秘的体験をひきおこすもの
プラグマティズムの原理―ポジティブな体験と病的な体験)
第2部 諸相(神秘的体験のいくつかのタイプ
ヌミノーゼ体験―神との出会い
啓示体験―声、幻視、啓示
共時性体験―「全ての出来事には理由がある」
神秘体験―合一と自我解消
美的体験―畏敬の念と崇高
超常体験―幽霊、天使、その他の実体)
第3部 考察と応用(経験の解釈と統合
信念の反復―哲学的考察
変容
臨床への応用
意識と変性諸状態
結論―永遠の未完成)

出版社・メーカーコメント

「聖母を見た」「真理と合一した」「神の声を聴いた」世の中には様々な神秘体験があるが、神秘体験とはそもそも何なのか。文化や社会とどう関係するのか。脳神経医学者たちが脳や宗教や薬物も含めた網羅的な調査・研究により、神秘体験の全貌を明らかにする。

著者紹介

イエイデン,デビッド・B. (イエイデン,デビッドB.)   Yaden,David B.
ジョンズ・ホプキンス大学医学部助教授、同サイケデリック・意識研究センター勤務。研究テーマは、自己変容体験の心理学、認知神経科学、精神薬理学。具体的には、これらの体験がもたらす長期的な幸福感の変化、また時間、空間、自己の感覚の変化を理解することに関心がある
ニューバーグ,アンドリュー・B. (ニューバーグ,アンドリューB.)   Newberg,Andrew B.
トーマス・ジェファーソン大学病院マーカス統合医療研究所の所長、トーマス・ジェファーソン大学教授。内科および核医学の認定医、医学博士。数多くの神経画像研究プロジェクトを推進。鍼治療の生理学的相関関係の研究や、神秘体験や宗教体験の研究を通し「神経神学」を開拓している
葛西 賢太 (カサイ ケンタ)  
1966年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、上智大学大学院実践宗教学研究科死生学専攻教授、同大学グリーフケア研究所所員。公認心理師
杉岡 良彦 (スギオカ ヨシヒコ)  
1966年生まれ。京都大学農学部卒業、京都府立医科大学卒業、東海大学大学院医学研究科博士課程修了。博士(医学)。現在、京都府立医科大学医学生命倫理学准教授。医師、精神保健指定医
冲永 宜司 (オキナガ タカシ)  
1969年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。専門は哲学・宗教学。現在、帝京科学大学学長・総合教育センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)