• 本

未了の「福島」 10年以後の現場を歩く

出版社名 彩流社
出版年月 2026年3月
ISBNコード 978-4-7791-3107-3
4-7791-3107-3
税込価格 2,420円
頁数・縦 222P 19cm

商品内容

要旨

政府・東電と被害住民の意識の、このかみあわなさ―。朝日新聞好評連載の書籍化。私たちも、人生を無念なものにされた被害者のやりきれなさに応答しただろうか?無責任な言動と反故にされた約束、対話のなさ、風評被害をたてにした加害者と被害者の逆転現象、「科学的根拠」の脆弱さなど、当事者置いてきぼりの「復興」の実像に迫る。情報公開やアンケート、資料による調査に加え、老若男女幅広い被害当事者によりそった丁寧な聞き取りとディテールにこだわった記述によって、この15年間の人々の心を描く。

目次

はじめに―「福島」が問いかけるもの
第1章 「土」の行方
第2章 関連死の実相
第3章 「処理水」放出と住民合意
第4章 「原発」を教える
第5章 原発作業員の13年
おわりに―奪われた青春

著者紹介

笠井 哲也 (カサイ テツヤ)  
1983年、静岡県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修了。2009年4月、朝日新聞社入社。東日本大震災後の12年1月から14年3月、21年4月から24年3月の二回にわたり福島総局で勤務し、避難指示の解除や帰還政策、中間貯蔵施設の設置や廃炉作業などで揺れる住民の思いを報じる。24年4月から東京経済部、政治部を経て、26年1月から国際報道部
福地 慶太郎 (フクチ ケイタロウ)  
1990年、沖縄県生まれ。神戸大学発達科学部卒。大学2年時に原発事故が発生し、原子力に関心を持つ。2013年4月、朝日新聞社入社。東海第二原発の再稼働をめぐる地元同意の議論や、原子力規制委員会による各原発の審査などを取材した後、20年4月からの3年間は福島総局で勤務。原発事故の影響で汚染され、除染が進まない森林や、避難に伴う関連死などについて取材し、原発事故被害の深刻さを痛感した。25年4月から、くらし科学医療部
斎藤 徹 (サイトウ トオル)  
1976年、新潟県生まれ。同志社大学文学部卒。2000年4月、朝日新聞社入社。初任地は福島支局(当時)。奄美支局在任中、東日本大震災が発生し、福島の被災地でも取材。その後、西部報道センター(福岡県)や北海道報道センターで原発事故避難者や原発再稼働問題、高レベル放射性廃棄物最終処分地選定問題を取材。21年12月から25年3月まで郡山支局長(福島県)。25年4月から山形総局。防災士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)