• 本

移民・難民・アート 越境する想像力

出版社名 ヘウレーカ
出版年月 2026年2月
ISBNコード 978-4-909753-26-7
4-909753-26-5
税込価格 3,520円
頁数・縦 367P 19cm

商品内容

要旨

移民・難民の経験とアイデンティティをアートはどう表現してきたのか。越境するアーティストの活動、ミュージアムの役割、政治的なアートプロジェクト、周縁化された芸術家の歴史、そして感性の政治まで、アートの実践と美術史の視点から多角的に考察。移民・難民が直面する問題を可視化し、連帯を促すアートの可能性を探る。

目次

1 アートの実践と倫理(文化を接木する―その媒介としてのオルタナティブ・スペース
移民・難民とミュージアム―他者化のジレンマからいかに逃げるか
いかにしてアートでものごとを行うか―タニア・ブルゲラによる移民・難民関連プロジェクト
テレサ・マルゴレスと「カーラ」の生と死)
2 周縁からの美術史(あなたのマイノリティとしての経験―記録されなかった、ある在日朝鮮人美術家の話
「異国」の人々へのまなざしとその表象をめぐって―一九世紀フランスの例を中心に
時代からの逃走―第一次世界大戦下の移民たちによるダダの思想とアナーキー
トランスナショナル・アート・ヒストリー―他なる語りのために)
3 移民・難民をめぐる感性の政治(クィアな日系アメリカ人の歴史を書く―TTタケモトの実験映画
ジャック・ランシエールにおける移民の(脱)規定
移民をめぐる「美学/政治」とアート
二一世紀のメカニカルタークとその彼方へ―アルゴリズム・移民・ケアをめぐる芸術の政治学)

著者紹介

川上 幸之介 (カワカミ コウノスケ)  
倉敷芸術科学大学准教授。KAGアートディレクター(gallerykag.jp)。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズMAファインアート科卒。東京藝術大学国際芸術創造研究科博士課程修了。博士(学術)。専門は現代アート、ポピュラー音楽、キュレーション
〓谷 幸 (タカヤ サチ)  
東京大学大学院人文社会系研究科准教授。専攻は社会学、移民研究
江上 賢一郎 (エガミ ケンイチロウ)  
倉敷芸術科学大学非常勤講師、東京藝術大学グローバルサポートセンター特任助教。早稲田大学、ロンドン大学ゴールドスミス校文化人類学修士課程修了。留学中よりアートとアクティビズム、オルタナティブな自立空間のリサーチを開始。現在はアジア圏を中心としたオルタナティブスペースのリサーチとネットワークに基づいた執筆、写真、アートプロジェクトを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)