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ペシミズムの時代とニーチェ

龍谷大学国際社会文化研究所叢書 39

出版社名 昭和堂
出版年月 2026年3月
ISBNコード 978-4-8122-2513-4
4-8122-2513-2
税込価格 9,350円
頁数・縦 353,10P 22cm

商品内容

要旨

19世紀後半ドイツ・ペシミズム論争の時代を背景に、ショーペンハウアーやデューリングとの関係をふまえつつ、ニーチェ哲学を再検討する。ペシミズム論争への応答として形成された生肯定の思想を読み直し、「この世は生きるに値するのか」という問いを現代に引き寄せて考察する。

目次

ペシミズムの時代とニーチェ
第1部 一九世紀のペシミズム(ショーペンハウアーのペシミズム
ショーペンハウアーはペシミストか?―フレデリック・バイザー論駁
ショーペンハウアーの倫理学と救済論―ショーペンハウアー宗教哲学の一側面
ショーペンハウアーの遺産
復讐心の超越的満足―『生の価値』付録2)
第2部 ニーチェとペシミズム(禁欲主義と力への意志―ニーチェとオイゲン・デューリングの対決
デューリングとニーチェ―『生の価値』から『人間的、あまりに人間的』へ
「ルサンチマン」と「正義」―ニーチェ哲学における「強者」について
自由な社会のための哲学とニーチェの正義―ニーチェの敵対者に阻害された私たちの正義
ニーチェの道徳的批判とニヒリズム―意味ある人生とは必然的に不道徳なのではないか?)
第3部 現代のペシミズム(デイヴィッド・ベネター―現代のショーペンハウアー主義者
反出生主義をめぐって―ショーペンハウアーとニーチェ
ニーチェとフェミニズム―近代的二元論への批判の試み
人生の意味に関するゲーム説の提唱―ニーチェ的発想に基づいて)

著者紹介

竹内 綱史 (タケウチ ツナフミ)  
龍谷大学経営学部教授。博士(文学)。専門は宗教哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)