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欲と偽善のサステナビリティ 「倫理的正しさ」がつくる新たな階級社会

出版社名 講談社
出版年月 2026年4月
ISBNコード 978-4-06-540423-2
4-06-540423-1
税込価格 2,750円
頁数・縦 430P 19cm

商品内容

要旨

環境保全は誰のため?リサイクル、再生可能エネルギー、カーボンオフセット。すべて超富裕層が潤うグリーンビジネスだった!「地球のため」と思うあなたはたぶん知らずに加担している。

目次

第1章 サステナビリティ・クラスの台頭
第2章 そもそもエコロジーとは?
第3章 純粋性という名の幻想
第4章 革新性という名のマネーゲーム
第5章 効率性という名の強迫観念
第6章 空約束のPIE
第7章 「グリーン」の名の下に
第8章 未来を取り戻す

出版社・メーカーコメント

環境保全は誰のため? リサイクル、再生可能エネルギー、カーボンオフセット−。すべて超富裕層が潤うための虚偽、巨大マネーのためのグリーン・ビジネスだった!「サステナビリティ・クラス」とは、高学歴で可処分所得と意識が高い「いい人」たち。エコや倫理的正しさをSNSでアピールし、「環境」を意識した高額商品を買う余裕がある中流階級だ。エコバッグや地球にやさしいストロー、ちょっと高めのオーガニック食材をおしゃれな自然食品店で買い、ペットボトルのリサイクルは忘れない。だが、彼らが「地球の未来のためだ」と思ってやっていたことは、実はグリーン・ビジネスに加担し、弱者を追いやり、格差を広げる原因になっていた……。新たな植民地主義ともいえる「グリーン・ビジネス」の実態を、本書は豊富なデータをもとに明らかにする。イーロン・マスク、ビル・ゲイツ、サウジアラビアや英国の王室、インドのモディ政権。超富裕層たちが「持続可能な社会を目指す」と免罪符のように口にしながら展開するマネーゲームは、飽くことなき貪欲な資本主義そのものではないか? 本当に地球を守り、持続可能性を追求し、人々が連帯するために必要なこととは? サステナビリティの名のもとの「欲と偽善」を、気鋭の研究者が暴くセンセーショナルな意欲作。−−「この本を読まなければ、あなたは知らず知らずのうちに、『サステナビリティ・クラス』の偽善に加担してしまう。その罠を避けるたった一つの方法は、この本を読むことだ」斎藤幸平−環境保全はカネになる!−実在しない森林でグリーンウォッシュ−石油が支える「再生可能エネルギー」ビジネス−「あなたよりオシャレだし裕福だし倫理観も高い」−カーボン市場のいい人ごっこ−住民排除で「野生動物」を守るロイヤルファミリー−イスラエルの残酷な「グリーン」作戦−消えゆく日本の里山−超富裕層は「環境汚染のエリート」−循環経済−リサイクルという幻想−原子力エネルギーと地政学的リスク−純粋なフリをして盗み食い−ゲイツ財団の植民地主義的サステナビリティ−WWFがコカ・コーラのイメージ戦略に加担−サウジアラビアのエコ専制政治−賃借人が不動産投機に対抗

著者紹介

コリンジヴァディ,ヴィジェイ (コリンジヴァディ,ヴィジェイ)   Kolinjivadi,Vijay
カナダ・コンコルディア大学コミュニティ・公共政策学部准教授。生態経済学、環境政策・環境規制を専門とする。環境と政治をテーマとするブログ「Uneven Earth」の編集者。アルジャジーラ、ニューインターナショナリスト、トゥルースアウト、ザ・カンバセーションなどに寄稿。英語、フランス語、スペイン語、タミル語を操るマルチリンガル。本書が初めての著書となる。モントリオール在住
ヴァンシントジャン,アーロン (ヴァンシントジャン,アーロン)   Vansintjan,Aaron
「Uneven Earth」の創設者、共同編集者。食料、都市、環境、政治をテーマに研究・執筆活動を展開。ガーディアン、トゥルースアウト、オープンデモクラシー、ザ・エコロジストなどに寄稿。共著に『The Future Is Degrowth』がある。モントリオール在住
保科 京子 (ホシナ キョウコ)  
翻訳者。アガサ・クリスティの原書を音読する「原書を読む会」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)