• 本

間文化性から音楽を考える 20世紀音楽をめぐる批評と分析

出版社名 音楽之友社
出版年月 2026年5月
ISBNコード 978-4-276-10108-1
4-276-10108-5
税込価格 3,300円
頁数・縦 199P 21cm

商品内容

目次

序章 間文化性とは―Q&A(エヴェレット宇野弥生)
第1部 歴史・前兆―日本の作曲家たちの間文化性(モダニティ(近代)の多様性―橋本國彦の戦前の歌曲と「舞」(ラッセ・レヘトネン)
ドビュッシーから平尾貴四男へ―ペンタトニックの和声理論化にみる間文化性(安川智子))
第2部 思想・前提―オリエンタリズムから間文化性へ(Interlude(間奏曲) 間文化性と音楽をめぐる理論と概念(エヴェレット宇野弥生)
オリエンタリズムと「蝶々夫人」(長木誠司))
第3部 間文化的分析―メシアン・武満徹・細川俊夫の事例を通して(メシアンの「復活」音楽における日本の雅楽と中国の祭祀賛歌(チョウエリ(張惠玲))
擬態される「間文化主義」―オリヴィエ・メシアンと武満徹の自己批評言説の検証を通して(藤田茂)
細川俊夫の音のコスモロジー(エヴェレット宇野弥生))

著者紹介

安川 智子 (ヤスカワ トモコ)  
北里大学一般教育部教授。東京藝術大学大学院博士後期課程修了(音楽学・博士)。専門は19世紀〜20世紀前半フランス音楽・文化史および音楽理論史、日仏交流史。2023年よりNHK‐FM「古楽の楽しみ」案内役を務める
藤田 茂 (フジタ シゲル)  
音楽学者。フランス政府給費留学生としてパリ大学ソルボンヌ校(現・ソルボンヌ大学)に学び、東京藝術大学大学院博士後期課程を修了。博士(音楽学)。20世紀以降のフランス音楽を主なフィールドとし、メシアンやデュティユーなどの具体的作品の分析を通して、音楽的思考や批評のあり方を歴史的文脈の中で検討している。現在、東京音楽大学教授
エヴェレット宇野 弥生 (エヴェレット ウノ ヤヨイ)  
横浜出身。現在ニューヨーク市立大学ハンターカレッジ教授および大学院研究部長。研究は記号論、物語論、マルチメディア理論、カルチュラル・スタディーズ、東アジア美学の観点から、戦後芸術音楽・映画・オペラを分析する
長木 誠司 (チョウキ セイジ)  
1958年福岡県生まれ。東京大学名誉教授。音楽学者、音楽評論家。オペラおよび現代の音楽を研究。1993年第4回出光音楽賞、1996年第6回吉田秀和賞、2016年第66回芸術選奨評論等部門文部科学大臣賞、2021年春の褒章で紫綬褒章受章
レヘトネン,ラッセ (レヘトネン,ラッセ)   Lehtonen,Lasse
フィンランド生まれの日本音楽研究者。フィンランド学士院研究員、ヘルシンキ大学文学部准教授(アジア研究および音楽学)。Ph.D.(ヘルシンキ大学)。東京大学、東京藝術大学客員研究員、などを歴任。現代音楽、ポピュラー音楽からゲーム音楽まで、日本の音楽を幅広く研究。2022年にフィンランド若手アカデミーのメンバーに選ばれ、2023年から会長。フィンランド音楽学会やフィンランド日本語・日本文化教師の会の副会長も務めた
張 惠玲 (チョウ エリ)   Cheong,Wai−Ling
香港中文大学教授および音楽学部長。ケンブリッジ大学で博士号(Ph.D.)取得。研究分野は、メシアン、スクリャービンの音楽ならびに中国と日本における中央ヨーロッパとソヴィエ卜の音楽理論受容である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)