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第二次世界大戦再考

レクチャー第二次世界大戦を考える

出版社名 人文書院
出版年月 2026年4月
ISBNコード 978-4-409-51124-4
4-409-51124-6
税込価格 2,200円
頁数・縦 146P 19cm

商品内容

要旨

第二次世界大戦はどんな戦争であったのか?私たちはどう現代社会を把握すればよいのか?ポスト第二次世界大戦レジームが機能不全を呈する今、あらためて人物に着眼し大戦経験を再考する。個々の経験と大文字の「大戦史」との関係性を問う!人物で見る第二次世界大戦の諸相。総力戦・ジェノサイド・未完の戦争。

目次

第1章 ナチス「飢餓計画」をめぐる人びと(ナチスの知られざる暴力
飢餓計画とは
黒海から飢餓計画へ―ヘルベルト・バッケ
ブエノスアイレスから「血と土」へ―リヒャルト・ヴァルター・・ダレ
世界穀物ルート
ブラジルからのナチズム批判―ジョズエ・ジ・カストロ
終わらない飢餓計画)
第2章 台湾人にとっての戦争経験と戦後経験―植民地支配に翻弄された生と死(戦争と植民地支配を問うこと
「貪欲」こそが惨禍の根源―林獻堂における戦争経験
「動物本能」の世界を目撃する―林景明における戦争経験
台湾「失陥」の責任を問う―林獻堂における戦後経験
台湾語を「国語」にする―林景明における戦後経験
「台湾独立を妄想」する―林獻堂・林景明の客死
沈黙させられた声に耳を傾けること)
第3章 キッチン戦線―第二次世界大戦期イギリスにおける主婦の戦い(「人びとの戦争」
大戦期イギリスの食糧政策
配給制と食糧プロパガンダ
キッチンの前線化
「人びとの戦争」の実態
「フェア・シェア」という神話
キッチンはどこに続く)
第4章 リヒャルト・シュトラウスってまだ生きていたの?(帝国音楽院総裁だった時代
遺言『カプリッチョ』と戦争末期
終戦後
「ふつうの人」と歴史叙述)

著者紹介

小関 隆 (コセキ タカシ)  
1960年生まれ。一橋大学社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。現在、京都大学名誉教授。専攻はイギリス・アイルランド近現代史
藤原 辰史 (フジハラ タツシ)  
1976年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程中退。博士(人間・環境学)。現在、京都大学人文科学研究所教授。専攻は農と食の現代史。著書に、『ナチス・ドイツの有機農業』(柏書房、2005/新装版2012/第1回日本ドイツ学会奨励賞)、『ナチスのキッチン』(水声社、2012/決定版:共和国、2016年/第1回河合隼雄学芸賞)、『給食の歴史』(岩波新書、2018年/第11回辻静雄食文化賞)、『分解の哲学』(青土社、2019/第11回サントリー学芸賞)など
駒込 武 (コマゴメ タケシ)  
1962年生まれ。東京大学教育学部卒、博士(教育学)。現在、京都大学大学院教育学研究科教授。専攻は植民地教育史、台湾近現代史
林田 敏子 (ハヤシダ トシコ)  
1971年生まれ。奈良女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、奈良女子大学生活環境学部教授。専攻はイギリス近現代史
岡田 暁生 (オカダ アケオ)  
1960年、京都市生まれ。音楽学者。大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、京都大学名誉教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)