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立ち上がる時 下

出版社名 講談社
出版年月 2026年4月
ISBNコード 978-4-06-543240-2
4-06-543240-5
税込価格 2,310円
頁数・縦 364P 19cm
シリーズ名 立ち上がる時

商品内容

要旨

車椅子生活を余儀なくされたフランソワのため、二人はパリの郊外に移り住む。すべてを再出発させるのだ。だが、順調にみえたのもつかの間、互いを傷つけあう時間が長くなっていく。暗闇から抜け出すため、フランソワが望んだのは子どもを持つことだった。「子どもをつくらせてくれ。そうすれば、すべて終わるから」彼に生きる希望を与えようと、若き恋人・エレオノールは新しい命を迎えることを決意する。それは不可逆の運命の分岐点だった。

出版社・メーカーコメント

たとえ、二度と立てないとしても。 心は、何度でも立ち上がれる。運命に抗い、愛を信じ抜く。かつて華やかな舞台演出家として、人生の絶頂にいたフランソワ。しかし、不慮の交通事故が彼の日常を永遠に変えてしまった。下半身不随となり、車椅子での生活を余儀なくされた彼は、自信と、男としての尊厳、そして未来への希望を失っていく。彼を献身的に支える若き妻、レオノール。彼女は変わらぬ愛を捧げるが、フランソワは自分を憐れむ彼女の視線に耐えられず、心を閉ざしてしまう。「私たちは、もう以前のようには愛し合えないのか?」失われた自由、変容していく肉体、そして揺れ動く二人の絆。絶望の淵で、二人は「愛の本当の姿」を問い直すことになる。フランスを代表する作家メリッサ・ダ・コスタが、人間の心理を剥き出しにし、残酷な運命の中で「尊厳を持って生きる(Tenir debout)」ことの意味を鮮烈に描き出す。

著者紹介

ダ・コスタ,メリッサ (ダコスタ,メリッサ)   Da Costa,M´elissa
1990年生まれ。作家。2019年に『空、はてしない青』(講談社、原題:Tout le bleu du ciel)でデビューし、瞬く間にミリオンセラーを記録。2023年と2024年にはフランスで最も売れた作家となった。『空、はてしない青』で2026年本屋大賞翻訳小説部門第1位を受賞
山本 知子 (ヤマモト トモコ)  
仏語翻訳家。マクロンやピケティの著作をはじめ、ノンフィクションも多数手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)