商品内容
| 要旨 |
式神が飛び呪詛が返り、神々が舞う。消えゆく異界の深淵に、50年を捧げた調査の結実。執念のフィールドワークが到達した、膨大な「祈りの言葉」の解読―記念碑的集大成、待望の刊行!式神の怪異、増殖する宇宙、消滅する「異界」。太夫たちが「式(式神)」を自在に操作し、呪詛を打ち合う凄まじき呪術の記憶。高知県物部地域に伝承されるいざなぎ流は、陰陽道や密教を貪欲に摂取する独自の「足し算思考」が、膨大な唱え言と御幣の宇宙を築き上げた。神々と対話し共生してきた濃密な文化が歴史の闇に葬り去られる前に…。半世紀前の「民族誌的現在」を克明に記録し、その謎を解明した渾身の労作。 |
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| 目次 |
第1部 いざなぎ流の神祭り(いざなぎ流への誘い |



出版社・メーカーコメント
太夫が紡ぐ言霊、神霊を縛る御幣。四国・物部の深淵に秘匿された「いざなぎ流」のすべて。現代の安倍晴明とも称される太夫たちが、血肉化してきたのは、圧倒的な「言葉の魔術」だった−−。60年間に及ぶ徹底調査により、研究の第一人者が、謎多き祭文の深淵を読み解く。 日本の精神史に刻まれた知られざる神話の記録。