• 本

複雑化の教育論 教師の減る学校、単純化する社会

だいわ文庫 509−1B

出版社名 大和書房
出版年月 2026年5月
ISBNコード 978-4-479-32165-1
4-479-32165-9
税込価格 990円
頁数・縦 293P 15cm

商品内容

要旨

問題を単純化して、一刀両断する「スマート」な知性は見ていて気持ちがいいし、なんだか物事がわかったような気もします。しかし、私たちが実際に生きている世の中はあらゆる事象が絡み合う複雑な世界。この世界で本当に必要なのは、きっとこんな知性です。・複雑な絡み合いを一つ一つほぐしてゆこうという根気強さ・結論を急がず吟味する力・状況をじっくり観察することのできる実践的な賢さ。これらの知性はどうすれば育つのか?ともに考えましょう。

目次

第一講 複雑化の教育(「学びの場」の第一条件
キャンパスに必要なのは「ミステリアスさ」 ほか)
第二講 単純化する社会(教師の「ブルシット・ジョブ」
組織マネジメント原理主義 ほか)
第三講 教師の身体(オンライン授業ではできないこと
「思いがけなくうまくいった」オンライン授業 ほか)
文庫版付録 『複雑化の教育論』から一年後の社会(公教育にのしかかる困難
イノベーションは、共同体のアーカイブから浮かび上がってくる
人口減していく社会で、愉快に暮らすために)

出版社・メーカーコメント

【30ページ超を新たに収録】待望の文庫化!!少子高齢化、教員志望者の激減、政治の混迷、世界のカオス化−−。混迷を極める社会のなかで本当に必要な知性とは?・複雑な絡み合いを一つ一つほぐしてゆこうという根気強さ・結論を先送りし、物事を吟味する力・状況をじっくり観察することのできる実践的な賢さこれらの知性はどうすれば育つのか? 知の巨人が語ります。

著者紹介

内田 樹 (ウチダ タツル)  
1950年、東京生まれ。神戸女学院理事長。神戸女学院大学名誉教授。東京大学文学部仏文科卒、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専門はフランス文学・哲学、武道論、教育論。第六回小林秀雄賞(『私家版・ユダヤ文化論』)、新書大賞2010(『日本辺境論』)、第三回伊丹十三賞を受賞。神戸市で武道と哲学研究のための学塾・凱風館を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)