• 本

複雑性PTSDセルフケア・ワークブック 自分自身を取り戻すために

出版社名 金剛出版
出版年月 2026年5月
ISBNコード 978-4-7724-2177-5
4-7724-2177-7
税込価格 3,520円
頁数・縦 278P 22cm

商品内容

要旨

あなたに一体、何が起きているのか―?心理教育とコーピングを安全に学び、回復への道を歩みつづけ、あなたらしさを取り戻すためのセルフケアガイド。

目次

第1章 複雑性PTSDとPTSDの違い
第2章 恐怖と怒りを乗り越え、探求していこう
第3章 「情動制御」だけじゃない―怒りと恐怖に対するさまざまなテクニック
第4章 解離に気づき、理解し、調整しよう
第5章 メンタライゼーションと自分の考え方のとらえなおし―メタ認知方略
第6章 回避へのマインドフルな対処―エクスポージャー(曝露)が役立つのはどんなとき?
第7章 希死念慮や自殺願望への対応
第8章 物質使用に悩んでいたら?
第9章 セラピストを探そう―自分に合った支援者を探す方法
終章 回復への道を歩みつづけよう

出版社・メーカーコメント

わたしに一体、何が起きているのか−−?他者からケアされ、他者に見つめられ、人は自分自身をつくりあげ、そして〈自分への接し方〉を学んでいく。ところが日常のなかで信頼を寄せていた相手から受ける虐待やネグレクト、見通しのきかない不安定な生活環境がもたらす逆境や傷つきが、手当てされないままに放棄されたとき、やがて〈複雑性PTSD(CPTSD)〉となって人を苦しめる。長期にわたる逆境体験、重篤化するトラウマ症状、不安定化する情動調整の、攻撃・自傷などの行動化、対人関係トラブルなど、複雑性PTSDの症状は多岐にわたる。自覚できない何かが自分の身に起こる複雑性PTSDは、「わたしは誰?」というアイデンティティが失われたまま、いつの間にか「自分は生きている価値がない」という偽りのアイデンティティにすりかわってしまう。だからこそ回復過程では、再トラウマに転じない安全な方法で、「自分への理解」「自分への接し方」を学び直すことが欠かせない。複雑性PTSDとPTSDの違い、恐怖と怒りの克服、解離の理解と対処、自分の考え方のメタ認知、エクスポージャー(曝露)の使用法、希死念慮・自殺願望への対処、物質使用との付き合い方、セラピストをとの出会い方など、専門用語を極力使わず日常的な表現やエピソードを多く用い、ひとりでも安全に学べる心理教育とコーピング(対処法)を提供し、寄り添う支援者にはトラウマインフォームドケアの視点を紹介する。奪われたアイデンティティを取り戻し、癒しの道を歩みつづけるための、複雑性PTSDセルフケア・ワークブック。

著者紹介

グリーンバーグ,タマラ・マクリントック (グリーンバーグ,タマラマクリントック)   Greenberg,Tamara McClintock
心理学博士。臨床心理学を専門とし、うつ病、不安症、トラウマなどの治療の専門家として知られている
野坂 祐子 (ノサカ サチコ)  
大阪大学大学院人間科学研究科臨床教育学講座教育心理学分野 教授、博士(人間学)。公認心理師・臨床心理士。2004年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達科学専攻博士後期課程単位取得退学。同年、大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンターに着任、2013年より現所属。専門は、発達臨床心理学・トラウマ臨床(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)