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C・G・ユング人生と夢を語る

出版社名 創元社
出版年月 2026年6月
ISBNコード 978-4-422-11864-2
4-422-11864-1
税込価格 6,930円
頁数・縦 374P 21cm

商品内容

要旨

アニエラ・ヤッフェは、C・G・ユングの生涯と思想に新たな光を投げかけ、最晩年のユングが彼女に託した未公開の経験や考察を本書に結実させた。数々のエピソードや哲学、そして時にユーモアを帯びた語りが織りなすその世界は、さながら万華鏡のように多彩で深遠な奥行きと広がりに富み、ユングの金字塔『思い出・夢・思想』を、より豊かにより深く補完する一冊となった。後半の「歴史的解説」は、資料に基づきながら、C・G・ユングをめぐる伝記的作品が生まれたその舞台裏に焦点を当てている。アニエラ・ヤッフェの対話と記録はどのように成立したのか。彼女とユングの関係性や共同作業はいかなるものだったのか。彼女の仕事を第三者はどのように扱ったのか。そして何よりも、ユングの内面をこれほど率直に描き出したこの女性は、いったいどのような人物であったのか。

目次

第1部 インタビュー C・G・ユング&A・ヤッフェ(人柄と人生経験について
医療と臨床活動について
現世とあの世について
人間、神、世界観)
第2部 歴史的解説 エレナ・フィシュリ(「運命、限界、憧憬という巨大なゴルディアスの結び目」
「創造の音色が鳴り響くとともに女性的本質が啓示される」
「記憶のジャングルの抜け道を見つけて」
「共同関係に入る」
「可能な限り多くの素材を」
「全原稿の最終責任を彼女に」
『自伝』の形式をとったユング伝記
「決して多くはないけれど、とても印象的な原稿」)

著者紹介

ヤッフェ,アニエラ (ヤッフェ,アニエラ)   Jaff´e,Aniela
1903‐1991。C・G・ユングの自伝的著作『思い出・夢・思想』の記録および出版に深く関与したことにより、1961年以降、ユングの思想と生涯を広範な読者層に紹介してきた人物。1903年ベルリン生まれ。スイスに移住後ユングの教えを受け、1947年にユング研究所の秘書となる。1955年よりユングの個人秘書として、彼の深い信頼を受けその研究・執筆活動を支えた。ユング没後は、彼の書簡集の編集・刊行を手がけたほか、講師、分析家としても活躍し、芸術作品の象徴性についてなど多数の著作を通じて分析心理学の基本概念を明晰かつ平易な言葉で提示した。とりわけ、ユングの生涯と思想に関するヤッフェの洞察は、断片的でありながら多面的な視座を提供し、この思想家の全体像を補完する重要な研究的貢献として位置づけられる
フィシュリ,エレナ (フィシュリ,エレナ)   Fischli,Elena
1951年生まれ。スプリング出版など複数の出版社において編集者および翻訳者として活動し、ダイモーン出版の共同設立者でもある。1980年以降、アニエラ・ヤッフェの著作の新版やアンソロジー『C・G・ユングとの対話(C.G.Jung im Gespr¨ach)』など、分析心理学に関する数多くの出版物の編集に携わる。また、アニエラ・ヤッフェ著『C・G・ユングの生涯と思想の断片(Streiflichter zu Leben und Denken C.G.Jungs)』の原稿改訂に際しては、編集補佐として重要な役割を果たしている。脚本家としての活動に加え、心理学の専門的訓練を受けた分析家であり、個人開業の臨床実践にも従事している
河合 俊雄 (カワイ トシオ)  
1957年生まれ。臨床心理学者。京都大学大学院教育学研究科博士課程中退、チューリッヒ大学で博士号取得。博士(哲学)。京都大学こころの未来研究センター教授・センター長、京都大学人と社会の未来研究院教授を経て、現在、京都こころ研究所代表理事
小木曽 由佳 (オギソ ユカ)  
1983年生まれ。公認心理師・臨床心理士。東京大学文学部卒業後、東京大学大学院教育学研究科を経て、2013年京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、同志社大学ウェルビーイング研究センター、株式会社eMindに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)