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美味しい香港の湯気は消えない

出版社名 中央公論新社
出版年月 2026年6月
ISBNコード 978-4-12-006033-5
4-12-006033-0
税込価格 3,630円
頁数・縦 231P 21cm

商品内容

要旨

朝食にサテービーフ麺が出る謎、香港産の醤油・湯葉の行方、叉焼はなぜ甘くなった―?飲食文化や歴史は、ともするとあっという間に失われてしまうから、究極の職人技から家庭の味まで生い立ちと未来をとじこめた“味な記録”。

目次

味の一 地元の味(柔らかくて甘いのが良い叉焼なのか?
なぜ香港の朝食にサテービーフ麺があるのか? ほか)
味の二 日常の味(潮州打冷のオレンジ色のイカを私たちが警戒せずに食べるのはなぜか?
お母さんの大根もちが一番美味しい―作る過程が見えることの重要性 ほか)
味の三 外来の味(外国から来た友人に何を食べさせよう?
イギリス殖民地時代を懐かしく思うのに、イギリス料理は恋しくないのはなぜ? ほか)
味の四 伝統の味(広東料理文化をいかに保存すべきか?
焼鵝を正しく味わう五つの順番 ほか)

出版社・メーカーコメント

パリパリ叉焼、寒気を払う蛇スープ、あっさり澄んだ雲呑麺・・・一度食べたら思い出さずにいられない、香港の味。飲食文化に精通した地元っ子が綴る、香港の職人史から風土と美食の関係まで。たしかな手仕事が生む香港ローカルグルメが次々消えつつある今、舌と心に刻みたい貴重な記録。

著者紹介

呂 嘉俊 (ロイ ガージョン)  
香港の飲食文化について執筆する作家。飲食情報雑誌『飲食男女』で長年、執行編集(日本の雑誌編集部におけるデスクに相当)を務め、2018年よりフリーのコラムニストとして香港の各メディアに記事を執筆。2020年、独立出版社「字字研究所」を設立し、香港の飲食文化を中心に、映画、アートなどをテーマとする書籍を刊行。2022年には灣仔の富徳樓に同名の書店をオープンし、飲食文化、社会、文学などに関する書籍を扱った(2025年8月閉店)。飲食という行為を、歴史、地理、経済、政治などの角度から分析しようと試みている
三浦 裕子 (ミウラ ユウコ)  
仙台生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。出版社にて雑誌編集、国際版権業務に従事した後、2018年より台湾・香港の本を日本に紹介するユニット「太台本屋 tai‐tai books」に参加。文芸翻訳、記事執筆、版権コーディネートなどを行う。楊双子『台湾漫遊鉄道のふたり』で第10回日本翻訳大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)