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名建築の科学 クフ王の大ピラミッドからサグラダ・ファミリアまで

ニュートン+新書 02

出版社名 ニュートンプレス
出版年月 2026年7月
ISBNコード 978-4-315-53035-3
4-315-53035-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 239P 18cm

商品内容

要旨

本書は、世界遺産をはじめとする名建築を科学的に分析した1冊です。歴史的名建築が現代に姿を留めているのは偶然ではなく、構造力学、材料工学、環境工学といった緻密な「科学」の成果です。重力を巧みに分散する構造や自己修復する素材の活用、気化熱による天然空調や精密な水利システム、そして地震などの衝撃を柔軟に受け流す構造…。名建築に隠された、先人たちの高度な知恵を明らかにしていきます。

目次

第1章 巨大石造物の驚異の技術(クフ王の大ピラミッド―最新科学で解剖する巨大建築プロジェクト
アンコール・ワット―コスモロジーとテクノロジーが築いた護国寺院)
第2章 古代ローマの土木・建築技術と設計思想(古代ローマの水道橋―重力を支配する精密施工と工学
パンテオン―無筋コンクリートが成し遂げた巨大空間)
第3章 ヨーロッパの垂直と曲線(ゴシック大聖堂―光と骨組みの革命
サグラダ・ファミリア教会―ガウディが考えた幾何学と現代デジタル技術の融合)
第4章 日本の伝統建築に見る「美と機能」の構造科学(姫路城と彦根城―「美と実戦」が融合する城郭の科学
白川郷の合掌造り―人と建物が共生する設計思想)
第5章 イスラーム建築の空間と技術(アルハンブラ宮殿―幾何学と環境工学の結実
イマーム広場―幾何学が生んだ「息づく遺産」)

著者紹介

河江 肖剰 (カワエ ユキノリ)  
名古屋大学デジタル人文社会科学研究推進センター教授。博士(歴史学)。名古屋大学大学院文学研究科人文学専攻博士後期課程修了。専門はエジプト考古学、エジプト学
下田 一太 (シモダ イチタ)  
筑波大学芸術系教授。博士(建築学)。1976年東京都生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修了。専門は都市・建築考古学および文化遺産学
堀 賀貴 (ホリ ヨシキ)  
九州大学人間環境学研究院教授。博士(工学)、MPhil(マンチェスター大学)。1964年三重県生まれ。京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士後期課程単位習得の上退学。専門は西洋建築史・都市史
中島 智章 (ナカシマ トモアキ)  
工学院大学建築学部建築デザイン学科教授。日仏工業技術会副会長。建築史家、博士(工学)。1970年、福岡市生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。専門分野は西洋建築史・都市史、特にフランス近世建築史
山村 健 (ヤマムラ タケシ)  
1984年山形県生まれ。2009年早稲田大学大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了。2012年同大学院博士後期課程修了。早稲田大学専任講師を経て、2020年より東京工芸大学准教授。2026年からカタルーニャ工科大学客員研究員。博士(建築学)、一級建築士
三浦 正幸 (ミウラ マサユキ)  
広島大学名誉教授。工学博士。1954年、愛知県生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。専門は日本建築史、城郭史、文化財学
腰原 幹雄 (コシハラ ミキオ)  
東京大学生産技術研究所教授。博士(工学)。1968年、千葉県生まれ。東京大学大学院工学系研究科修了。専門は、木質構造学
山根 周 (ヤマネ シュウ)  
関西学院大学建築学部建築学科教授。博士(工学)。1968年、宮崎県生まれ。京都大学大学院工学研究科建築学第二専攻博士課程研究指導認定退学。専門は建築計画学、地域生活空間計画学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)