• 本

海を破る者

文春文庫 い118−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2026年7月
ISBNコード 978-4-16-792526-0
4-16-792526-5
税込価格 1,001円
頁数・縦 530P 16cm

商品内容

要旨

蒙古襲来。鎌倉幕府が揺らぐ夏、伊予の没落御家人・河野六郎は、奴隷市で買い受けた西域の少女・令那、高麗人・繁とともに、新たな家を築いていた。一族の宿命、押し寄せる異国の艨艟、そして共に生きる者たちの命。守るべきものすべてを抱え、男は防塁の外へ舟を漕ぎ出す。六郎が海の彼方に見たものは、何だったのか―。

出版社・メーカーコメント

なぜ、人と人は争わねばならないのか?日本史上最大の危機である元寇に、没落御家人が御家復興のために立つ。かつては源頼朝から「源、北条に次ぐ」と言われた伊予の名門・河野家。しかし、一族の内紛により、いまは見る影もなく没落していた。現在の当主・河野通有も一族の惣領の地位を巡り、伯父と争うことを余儀なくされていた。しかしそんな折、海の向こうから元が侵攻してくるという知らせがもたらされる。いまは一族で骨肉の争いに明け暮れている場合ではない。通有は、ばらばらになった河野家をまとめあげ、元を迎え撃つべく九州に向かうが……アジア大陸最強の帝国の侵略を退けた立役者・河野通有が対峙する一族相克の葛藤と活躍を描く歴史大河小説。

著者紹介

今村 翔吾 (イマムラ ショウゴ)  
1984年京都府生まれ。2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビューし、翌年、同作で第7回歴史時代作家クラブ賞文庫書き下ろし新人賞を受賞。20年『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞、『じんかん』で第11回山田風太郎賞、22年『塞王の楯』で第166回直木賞を受賞する。同年より刊行を開始した「イクサガミ」シリーズは、Netflixで実写化されて空前のヒットを記録。執筆の傍ら、書店経営やラジオパーソナリティなど多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)