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〈退位〉の終戦史 免責と問責にゆれた天皇

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2026年7月
ISBNコード 978-4-7664-3124-7
(4-7664-3124-3)
税込価格 2,750円
頁数・縦 228P 19cm

商品内容

要旨

敗戦から講和独立までのわずか七年間―いまだ傷あと癒えぬ人々が真摯かつ切実に問うたのは、一度は追及を免れた昭和天皇の戦争責任とそれを引き受けるかたちでの〈退位〉だった。新史料『昭和天皇拝謁記』などからひも解く、象徴天皇制の誕生前夜!!

目次

第1章 国破れて、ミカドあり(敗戦
「新日本」の天皇と憲法
戦後巡幸)
第2章 退位か在位か、国体護持の道を探して 一九四五‐一九四七(GHQの思惑
日本国民はどう論じていたか
国体を護るには
皇族たちと昭和天皇
昭和天皇はどう考えていたか1)
第3章 東京裁判の結審、退位論の再燃 一九四八‐一九四九(退位論の再燃と拡大
盛り上がる退位論
政官界の声
昭和天皇はどう考えていたか2)
第4章 講和独立、そして昭和天皇の「おことば」へ 一九五〇‐一九五二(講和独立を控えて
三度目の退位論浮上
宮中に燻る退位論
昭和天皇はどう考えていたか3)

出版社・メーカーコメント

・加藤陽子氏(東京大学名誉教授)推薦!・敗戦直後、人々は昭和天皇の戦争責任をどう論じていたのか。・現代の象徴天皇制を理解するうえで必読の一冊。 敗戦から講和独立までのわずか七年間−−いまだ傷あと癒えぬ人々が真摯かつ切実に問うたのは、一度は追及を免れた昭和天皇の戦争責任と、それを引き受けるかたちでの〈退位〉だった。新史料『昭和天皇拝謁記』などからひも解く、象徴天皇制の誕生前夜!! 加藤陽子氏推薦!人々がそれぞれの立場から天皇の責任や退位を論じた占領期−−君主無答責という近代の論理と、道義的存在としての天皇像がせめぎあう。その言葉と論理を見事に分析した本書は、現代の天皇制理解に不可欠の一冊だ。

著者紹介

河西 秀哉 (カワニシ ヒデヤ)  
名古屋大学大学院人文学研究科教授。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(歴史学)。専門は日本近現代史、とりわけ象徴天皇制。京都大学大学文書館助教や神戸女学院大学文学部准教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)