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「夫婦」不在社会

出版社名 講談社
出版年月 2026年7月
ISBNコード 978-4-06-543174-0
4-06-543174-3
税込価格 1,320円
頁数・縦 233P 18cm

商品内容

要旨

忙しい現代、「仕事」と「家庭」を両立するにはどうすればいい?昭和から令和にかけてヒットした小説、ドラマ、映画を分析して見えてきたのは、ディスコミュニケーションにあえぐ「夫婦」の姿だった―。今最も注目の三宅香帆が「物語」を通して「家族の形」に切り込む!これからのパートナーシップのあり方を見直すための夫婦論。

目次

第1章 「夫婦」と親子(夫婦の不在 『君たちはどう生きるか』『街とその不確かな壁』そして『【推しの子】』
親ガチャと妊娠小説 『風の歌を聴け』)
第2章 「夫婦」と沈黙(成熟と夫婦 『羊をめぐる冒険』
個人主義と共同体主義 「ねじまき鳥と火曜日の女たち」
沈黙と夫 『ねじまき鳥クロニクル』)
第3章 「夫婦」と労働(コミットメントとポストフォーディズム 『海辺のカフカ』
妻と娘 「眠り」
夫婦とミソジニー 「ドライブ・マイ・カー」
生活と夫婦 「ファーストキス 1ST KISS」)
第4章 「夫婦」と時間(親密性と共同性 『なぎさ』
傷と時間 再び『ねじまき鳥クロニクル』
親密な時間の再発見)

出版社・メーカーコメント

忙しい現代、「仕事」と「家庭」を両立するにはどうすればいい? 昭和から令和にかけてヒットした小説、ドラマ、映画を分析して見えてきたのは、ディスコミュニケーションにあえぐ「夫婦」の姿だった−−。 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』『「好き」を言語化する技術』『考察する若者たち』今最も注目の文芸評論家が「物語」を通して警鐘を鳴らす!「働き方改革」に次ぐ、これからのパートナーシップのあり方を見直すための夫婦論。 ・【推しの子】、『THE FIRST SLAM DUNK』『汝、星のごとく』の共通点とは?・月9ドラマ『海のはじまり』が描こうとしたものとは?・なぜ村上春樹が描く「夫」は沈黙するのか?・坂元裕二が『ファーストキス』でたどり着いた「夫婦」の形とは?……etc.日本を席巻した物語が浮き彫りにする問題ーー「夫婦」の不在。どうすればパートナーシップのディスコミュニケーションは解消されるのか? それでもやはり思うのだ。「日本の物語に、もっと、夫婦がいてほしい」と。なぜなら文芸は現実をうつすものだが、同時に、文芸は現実に影響を与えるものだから。ーー三宅香帆

著者紹介

三宅 香帆 (ミヤケ カホ)  
文芸評論家。1994年高知県生まれ。京都市立芸術大学非常勤講師。京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程修了(専門は萬葉集)。2017年、大学院時代に『人生を狂わす名著50』を刊行しデビュー。2024年、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で「書店員が選ぶノンフィクション大賞2024」大賞を、翌年には「新書大賞2025」大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)