• 本

プラナリア

角川文庫 や28−22

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2026年7月
ISBNコード 978-4-04-117533-0
4-04-117533-X
税込価格 990円
頁数・縦 284P 15cm

商品内容

要旨

「私、乳がんだから」。24歳の誕生日を目前に乳がんで右胸を失った春香。発覚前に知り合った恋人は逃げ出さず、暴れて手がつけられない春香を根気よく慰めてくれた。今はもう健康なのだから「自分はがんだ」と言うなと周りは諌める。しかしやる気は戻らない。私の中では全然終わっていないのに。両親に当たり、バイトを無断欠勤して、私はどこへいくのだろう―。揺れ動く心情のリアルを綴った短編集。第124回直木賞受賞作。

出版社・メーカーコメント

乳がんの手術以来、何もかも面倒くさく「社会復帰」に興味が持てない25歳の春香。恋人の神経を逆撫でし、親に八つ当たりをし、バイトを無断欠勤する自分に疲れ果てるが、出口は見えない−ー珠玉の短編集!

著者紹介

山本 文緒 (ヤマモト フミオ)  
1962年神奈川県生まれ。OL生活を経て、’87年小説家デビュー。人間関係の繊細なずれから生じる喪失、慈しみをテーマにした作品を描き続ける。『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞、本作『プラナリア』で第124回直木賞、『自転しながら公転する』で第27回島清恋愛文学賞、第16回中央公論文芸賞を受賞。2021年、癌のため逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)