• 本

“幸せ”よりも“居心地”のよい生き方

出版社名 ビジネス社
出版年月 2026年8月
ISBNコード 978-4-8284-2847-5
4-8284-2847-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 219P 19cm

商品内容

要旨

がんになった養老先生と医師になった東大の教え子が30年ぶりに再会―。がんとの向き合い方、理想の医療、そして明治以来の日本人が抱えるストレスまで、縦横無尽に語り尽くす。

目次

第1章 東大で薫陶を受ける(東京より早かった仙台の『人体展』
東大のバカな壁 ほか)
第2章 がんだって、いいじゃん(チラーヂンの効果
がんになるのは生きてるから ほか)
第3章 理想の医療を考える(「幸せ」よりも「居心地のよさ」
脳が起こす奇妙な現象 ほか)
第4章 「幸せ」より「居心地」のよさ(日本人にのしかかる近代化のストレス
薩長の価値観が江戸を壊した ほか)
第5章 日本には大変革が必要(標本の分類は難しいけど楽しい
子どもの頃はモノがなくても幸せだった ほか)

出版社・メーカーコメント

養老先生が東大を退官するころ、高野医師は学生で講義を受けていた。養老先生の解剖学の講義は面白く、「人間をベースに考えなければダメだ」という教えに感銘を受けた。これは高野医師が患者と向き合ううえで、現在でも大切にしている考え方である。当時、本物の人間の標本を展示する『人体展』が話題になった。あの標本は研究費がないため、養老先生が自分で購入したもの。東大に寄付しようとしたら、「あなたの年収で、この額は寄付できない」と言われた。大学に置いておくと、「私物は置くな」と言われた。そうしたことが重なって、東大を辞めることにしたという。30年ぶりに再会した師弟が、東大時代の思い出、自然と人間、人間の本当の幸せ、養老先生ががんになって考えたことなど、さまざまに語り合う。

著者紹介

養老 孟司 (ヨウロウ タケシ)  
1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士。解剖学者。62年、東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。95年、東京大学医学部教授退官後は、北里大学教授、大正大学客員教授を歴任。京都国際マンガミュージアム名誉館長。89年、『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞受賞。2003年、毎日出版文化特別賞を受賞した『バカの壁』(新潮新書)は450万部を超えるベストセラーに。大の虫好きとして知られ、現在も昆虫採集・標本作成を続けている
高野 利実 (タカノ トシミ)  
1972年、東京生まれ。1998年、東京大学医学部卒業。腫瘍内科医を志し、2002年より国立がんセンター中央病院内科で研修後、2005年、東京共済病院腫瘍内科を開設、2008年、帝京大学医学部附属病院腫瘍内科講師、2010年、虎の門病院臨床腫瘍科部長と、3つの病院で「腫瘍内科」を立ち上げた。2020年、がん研有明病院に乳腺内科部長として赴任し、がん診療、臨床研究、患者支援、腫瘍内科医育成に力を入れている。西日本がん研究機構(WJOG)乳腺委員長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)